浦和選手成績簿@2005年前半


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浦和選手成績簿@2005年前半 [1]GK

 中断までのおさらい。前半といっても、まだ一周したわけではないのでいまいち切りが悪いのですけど。今やらないとやる機会もないですから。昨年も1stステージ後にやったのですけど、その時のを読み返すと、背番号8の項で「非常に好感度がアップした」とか書いてあって、なんとも隔世の感があります。世代を隔てるというか、あの世とこの世を隔てるというか。
 まずはGK編。編といいつつ出場したのは一人。10点満点。


#23 都築龍太:5
 なんとも評価が難しい。開幕から浦和が逆噴射した原因というと、「エメルソンの不調ぶり」か「アルパイの絶好調ぶり」かというのが主なところとして挙げられますが、最大とまではいわないまでも小さくない原因の一つとして「都築のウッカリ」というのもあったと思います。山岸の開幕前の負傷により開幕先発の座をつかんだものの、シーズン序盤は、相手のクロスボール、ロングボールに対して、勢いよく飛び出すもボールに触れず、相手FWに先に触られて無人のゴールにコロコロ、という場面が、それはそれは毎試合のように。ついには、都築が飛び出すごとに観客席に緊張が走るような状況にまでなり、ファンからもかなり信用を失ってました。
 しかし、山岸が復帰してきたあたりから、さすがに周囲の冷たい空気を感じ取ったか、復調気配を見せ、中断前は4試合連続完封を達成。12試合中5試合完封というのは、最小失点の広島よりも多かったりする(広島は4試合)。そのわりに「安定感」はいまいち感じないし、ましてや「安心感」など微塵も感じない(すぐ味方に激怒する)のですが、そのかわり都築にはここぞという場面での「威圧感」があります。更に毎試合コンスタントにゴールマウスの精を味方につける「霊感」もあるので、結果的にはかなり安定してます。一度は西部、安藤並にまで落ちたファンの信用も、磐田戦でPK判定をした岡田主審に蹴りを喰らわせた(一応、事件ではなく事故扱い)ことでだいぶ回復。今後は、持ち味の威圧感を、三都主への説教役としてガンガン発揮することも期待。


#0 ゴールマウス:9.5
 今のところダントツで今シーズンのMVP候補。だいたい、短評の都築の項を読み返しますと。
 「ゴールマウスに2,3点助けてもらう」(ガンバ戦)
 「完全にやられたところをポストやら坪井やらに助けてもらった」(FC東京戦)
 「都築(とゴールポスト)サマサマ」(千葉戦)
 「先週のポストの精に続いて、バーの精まで手懐けて」(横浜戦)
 都築自身の出来どうこうより、ゴールマウスについて書いてることの方が多い。厳密に数えたわけではないですが、最低でも8点以上は既にゴールマウスさんに助けてもらってます。さん付け。
2005/5/20.



浦和選手成績簿@2005年前半 [2]DF

 都築(とゴールマウス)について書いただけで早くも満足しかけているのでチャッチャと。そういえばチャンピョンリーグ決勝のPK戦で、山岸のマネしてるGKがいましたね。山岸と違ってちゃんと止めてましたけど。


#2 坪井慶介:6
 昨年の代表での大怪我からの復活となったシーズン(厳密には天皇杯にもちらっと出てましたけど)。開幕前のザスパ草津との練習試合では、かなりアラアラオヤオヤな感じで、アルパイ、ネネとの先発争いに勝てるか心配されてましたが、開幕戦でいろいろとあったために第2節で早くも先発復帰。ただ、やはり試合勘はさっぱりで、ジュニーニョ川崎相手にボコボコに。これは当分は厳しいかと思ってたら、第3節では怪我の闘莉王の代役としてリベロにコンバートされることに。本職ですらまだ厳しいといってるのに。しかし慣れないポジションを必死こいてこなしているうちに、勘もコンディションも上向きになるというケガの功名。特に第3節はまた必死にならざるをえないようなことがいろいろありましたから。その後、ストッパーに戻りましたが、スピード感と気品が溢れる坪井ダッシュが見られるようになったし、ほぼベストコンディションまで回復したと見てよさそう。
 ところで、坪井がリベロやってた時に、ラインコントロールやらフィードやらで文句言ってた人がいましたけど、それはイチローを4番で起用しておいて「もっとホームラン打ってくれ4番なんだから」と文句言うようなものだと思います。

#3 アルパイ:1
 いろいろあった人。出場停止が明けてもサテライト幽閉生活が続き。そのまま網走の方へと流されてサヨウナラという空気も一時漂っていたのですが、中断前に恩赦が間に合いました。あのままいなくなるには、あまりにも惜しいキャラだっただけに一安心。本当はマイナス評価のところでしたが、横浜戦での活躍で1点。

#4 闘莉王:2
 昨年は「圧倒的な高さ、正確なロングフィード、過剰なリーダーシップと三拍子揃った活躍ぶり」と書きましたが、今年はここまで圧倒的な不安定感、正確なメンチ切り、過剰に不健康なフトモモというトンデモ三拍子に。しかし、昨年2ndステージでの浦和大爆発の最大の原動力というのは、DF陣が醸し出す闘気というか殺気にあったのです。たとえ不安定感が多少あっても、「堀之内リベロの方が安定してるんじゃ」と言われても、やはり闘莉王の復活なくしては。

#5 ネネ:2
 ピンチ。怪我がちでほとんど出られず、たまに出ても試合途中で悶絶して交代、また欠場という繰り返し。このままではゼリッチ、ニキフォロフの後を追うことになりかねない状況。ポテンシャルの高さは間違いないのですが、キャラがいまいち立ってこないのが厳しい。ボランチでは全く使い物にならなかったり、もの凄いミドルシュート持ってるのに半年に一回くらいしか披露しなかったりと、意外と不器用なところがあるのですが、不器用キャラはすでに内舘、坪井と揃ってますし。あとは一発退場の多さを活かして、「実は悪人」キャラで売っていくとかでしょうか。

#19 内舘秀樹:7
 開幕時では、アルパイ、ネネ、坪井に次ぐ4番手CB(定員2名)という位置づけだったはずですが、気付いたら今年も毎試合のように出場。内舘がベンチにいると不思議と屈強な大男たちがバタバタと倒れるという。CB以外でもSBとしてFC東京・石川を完封したり、ボランチとして山瀬に張り付いたりと終始、堅実な活躍ぶり。今や浦和の守り神というか、マスコットキャラ的な存在。積極的な攻め上がりも見せるようになり、今までは横パスしかしてなかったのが、今季は前にスペースあれば積極的にドリブルしてから横パスしたり(結局、横パス)、ゴール前にまで顔出してエメルソンに無視されたりしていました(エメルソンは内舘でなくても無視するけど)。
 ここにきてこの安定したレギュラーぶりは何なのでしょう。かつてはポカの代名詞のような選手でしたのに。今までは持て余し気味だった長い足の活かし方を、ようやく把握してきたように見えます。以前は、足だけ出して簡単に抜かれるか、足が追い付かないから体でいって黄紙貰うかだったのが、足をボールに飛ばしながら、相手にしなだれかかるように体を投げ出すことで、ファウルをとられず、むしろ相手がファウルとられるに守れる(岡田主審の時除く)ようになってきたというか。

#20 堀之内聖:7.5
 エルゴラッソの1面に登場するなどプチブレイク。本来はリベロの控え兼4番手ボランチだったはずですが、なぜか右CBとして出番が回ってくることに。それほどスピードはないのですが、1対1はまずまず強いし、そんな迂闊なこともしないので、安心して見ていられます。開幕時の3バック全員がロストするという危機的状況になりながら、守備の崩壊を防いだ貢献度は高いです。
 また、それほど高さはないのですが、ポジショニングがいいのか、存在が地味だから相手がつい見落とすのか、セットプレイでの決定力がやけに高いのも売り。CKから2試合連続で得点を挙げ、「CKからの得点など、入れられることはあっても入れることはない」というのが常識となっていた浦和のファンに衝撃を与えました。
 CB以外でも、一応、本職らしいボランチや、一般的にはこっちの方が本職というイメージ強そうなリベロでも出場。器用貧乏というところもないことはないですが、監督からしたらとても便利な選手なので、しぶとくプロとして生き残っていきそうです。目指すは内舘の後継者。
2005/5/27.



浦和選手成績簿@2005年前半 [3]ボランチ

 つづき。MFはいっぺんにやろうとすると書くほうも読むほうもウンザリしそうなので分けて。まずはボランチから。このポジションについては、プレイぶりはほとんど言うことなかったですけど。

 ところで明日はいよいよバーレーン戦で(そーですね)。
 と、タモリ並のテンションなわけですが。小野が骨折とかなんとか。大変ですね。あれ、髪切った?
 代表といえば、先日の親善試合において、2連発でやってしまった坪井ですが。坪井は「中澤が戻れば大丈夫!」という空気を作るために、自らを犠牲にしたのだと思います。演出の一環です。しかし、坪井はいつか「戦犯」になるだろうとは思ってましたが、本番でなく親善試合で良かったです。一応、言い訳もできないこともないやられ方(ボーッとしてるボランチも悪いとかなんとか)でしたし。バックパスをかっさらわれてとか、ヘディングを空振りしてみたいな、全く言い訳の出来ない戦犯っぷりを予想してたのですけど。


#7 酒井友之:6
 故障の鈴木に代わり、開幕から先発でフル回転。ゴール前の密集を華麗なステップで捌いてゴールを決めたり、小さい体ながら相手を吹っ飛ばさんばかりの当たり方も見せたりと、気合充分のプレイぶり。転がり込んだチャンスをものにしようという気概が伝わってきました。が、鈴木のケガが治ると、何事もなかったかのように酒井はベンチ行き。その後は、守備固め要員ないし時間稼ぎ要員として試合終了間際での登場のみ。昨年から何度も言ってますけど、ブッフバルトのこの酒井に対する冷遇っぷりはいかがなものか。ブッフバルトは以前に「チームにはヒエラルキーが必要」というようなことを言ってましたけど、酒井の処遇を見るに、確かに、長谷部=鈴木>>>(生まれながらの身分の違い)>>>酒井という感じです(へたしたら、内舘や堀之内よりも下かも)。別に、鈴木の代わりに酒井を先発で使えというつもりはありませんが、開幕から先発にふさわしい奮闘を見せた選手に対しては、それなりの遇し方ってものがあるのではないかと思います。

#13 鈴木啓太:6.5
 ケガで開幕は出遅れた(減点1)ものの、やっぱり浦和のエンジンはこの男。復帰したと思ったら、ブランクを感じさせる間もなく貪欲なボールハンターぶりを発揮。ピンチの芽を潰して潰して潰しまくってました。また、以前は何度見せられても「狙いは分かるんだけど…」という感想以外は言いようがなかったミドルレンジ以上のパスが、ここにきて精度が急上昇。更に2年に一度くらいしか枠に飛ばなかったシュートが2試合連続で枠を捉えたり。課題だったキックがグイグイ向上の兆し。シュートについては、これまで散々外してる(それも外連味のない豪快な外し方)ので、たかが2試合当たりが出ただけで向上したとかハシャぐと、痛い目にあわしてくれそうな気もしないではないですが。ともかく、単なる潰し屋から脱皮して真のボランチとなりつつありそうです。

#17 長谷部誠:7
 冷血派司令塔だった故・山瀬を追い出し、攻撃の全権を握った若き武闘派、マコさま。オネエサマ、オバサマ連中に熱烈な支持を受けていますが、チヤホヤされても日和るどころかますます性格が攻撃的になってきてるので、オジサマがたからの信頼も厚い。鈴木が浦和のエンジンなら、長谷部は浦和の心臓。何かとドロドロと血栓を作ってしまいがちな高コルステロールなチームに、必死で血流を行き渡らせ、動脈硬化を防ぐべく奮闘。審判に対しても奮闘し過ぎて、しばしば血管切れそうになったりしてましたが。熱望してたわりにトップ下に入ると機能性がガクリと落ちるのが難ですが、そのかわりボランチなら常に好パフォーマンス。「やっぱり長谷部はボランチで」という評価が定着してしまうのは、本人にとっては嬉しいことかどうか微妙ですけど。しかし、ケガ人続出のチーム状況の中で、長谷部が大きなケガなく過ごせたのはありがたいこと。長谷部までケガしてたりしたら、本当にとんでもないことになってたと思います。
 課題は、スタミナ。というかペース配分。前半から縦横無尽に猛ダッシュを繰り返し、「これは90分持たないだろうな」と思って見ていたら、90分どころか後半開始時点で既に息絶えていた、などということも。清水戦の前後半の落差とか凄かった。まあ、ペースなど考えずに行けるところまですっ飛ばすというのも、それはそれで持ち味として魅力的ではあるので、無理に更正することもないかという気もしますけど。

#32 細貝萌:1
 期待のルーキーも、ここまではガンバ戦でチョロっと登場してかなりのキャビりっぷりを見せたのみ。もうちょっと使ってみないことにはなんとも(先日のHSVとの親善試合では悪くなかった)。ここらへん、ブッフバルトの新戦力の起用方というのはかなり保守的な印象。将来的には、この細貝なり赤星なりが鈴木の相方として定着して、長谷部がトップ下で使えるようになる、というのが一つの理想かなと思うので、ガンバッテクダサイ。
  
2005/6/2.



浦和選手成績簿@2005年前半 [4]サイド

 ぽーっとしてる間に遅刻やら契約解除やら相続放棄やらいろいろありました。とりあえず、中断中に上げる予定でした成績簿の続きを優先的にちゃっちゃと。しかし中断明けたと思ったら、また過密日程で。
 昨日は、私のシーズン前の予定では首位攻防戦になるはずだった浦和@東京1969戦を見に行ったのですが、あまりにもあまりな東京の大惨事を目の当たりにして。不謹慎にも爆笑してしまいました。東京1969ファンの人も挨拶に来た選手にペットボトル投げるくらいなら笑ったらいいと思います。指差して。2試合で7失点とかなら笑い事ではありませんが、2試合連続で7失点とまでいくともう笑い事にするしかない。
 

#6 山田暢久:6.5
 試合ごとに(時には試合中にも)右サイドとトップ下を行ったり来たりさせられながら、飛び抜けたリーダーシップを発揮、ということはもちろんないにしても、安定して力を発揮。怪我人が続出した序盤戦の中、山田も肩を外して全治3週間、手術したら3ヶ月という診断を受けて戦線離脱しながら、10日後には試合に出てくるという鉄人ぶりも発揮したりしました。
 またゴールキックの際のターゲット役としても大活躍。他に前線にいるのが、どう見てもとても競り合いに勝てそうにないチビッコと、パッと見は頑張れば競り合いに勝てそうだけど頑張るのが嫌いな王子さましかいないという事情もありましたが。ゴールキックのうち8割くらいのボールが集まってきて、相手のサイドの選手がマークについてる場合は、ほぼ確実に競り勝ってました。これは目立たないけどかなり大きい。
 今後は平川と右サイドのポジションを争うのか、今度こそ来るらしい新外国人とトップ下を争うのか。右サイドに置いておくと安心感はありますが、調子を戻してきた平川の勢いを使わないのももったいない。トップ下としてはFWへの勝負パスの供給と押しの強さに難がある(サイドへのさりげないパスは大得意)のですが、その分、周りの選手が攻撃にしゃしゃり出てきやすい空気が生まれるという利点もあり。微妙なところです。


#8 三都主アレサンドロ:4.5
 一握りの「さすが代表様」というプレイと。溢れんばかりの「それでも代表かよ」というプレイと。あいかわらずの乱高下ぶりでファンを楽しませてくれる三都主。今季前半は「さすが」と「それでも」の比率は、3:7ないし4:6くらいだったでしょうか。昨年は2:8でしたから、大幅に向上したと言えます。なお、インタビュウでの発言などではほぼ確実に「さすが」という、チームの中心であるかのような存在感を見せてくれます。ただ、プレイでの「さすが」ぶり(というか「それでも」ぶり)とかなり落差があるので、逆にカチンとくるとかこないとか。
 基本的に三都主の出来不出来というのは、対戦相手が「代表レギュラ」という格にビビッてくれるかどうかということに大きく左右されます。ワールドユースで物怖じしないところを見せていた千葉の水野あたりには、思いっ切りボコボコにやられていました。
 もちろんタンポポの綿毛のようにフワフワと軽い守備や、一人だけ光速宇宙船の中にいるかのような時の進み方を見せるドリブルは健在。しかし、不思議そういうプレイを見ても、昨年のように舌打ちしたりすることなく、微笑を浮かべながら見てられるようになりました。私の心が菩薩のように広くなったのか、あまりにも繰り返し見せられて私の心が鈍磨したのかは分かりません。


#12 西谷正也:-
 今年唯一の即戦力補強ということでしたが、中断前までで出たのは途中出場で1試合にちょこっとだけ。それもトップ下で。サテライトでは強力な左足を武器にブイブイ言わせてるようですが、ブッフバルトのヒエラルキーの中ではまだ細貝あたりと大差ない様子。


#14 平川忠亮:4
 両サイドのバックアップとしてちょこちょこ出ていましたが、イマイチパッとしなかった。一時、2、3年前までの守備の軽さがぶり返していました。特にセレッソ戦で久藤にやられまくっていたのがとても印象悪し。大きな怪我はなかったものの、細かい怪我をちょいちょいしてコンディションが万全でなかったのもありましたが(中断明けてからは一気に復調どころか爆発気配)。
 以前に試合の途中から流れに乗るのがヘタと書きましたが、周囲の空気に流されるタイプと言った方が正しいのかも。使われて活きるタイプですので、チームの調子が良い時は平川もやたら良く見えるし、チームが閉塞状態にある時はあっという間に埋没していくという(劣勢時にスーパーサブ的に使われてもダメという意味では、流れに乗るのがヘタ)。いわば、平川は浦和の調子を計るバロメータ。
 ちなみに、山田は空気を早め早めに読んで適当にバランス取る(たまに手抜きに見られたりする)タイプで、三都主は空気を読もうとすると碌なことにならないタイプ(基本的にバランスの悪い選手なので)。


#30 岡野雅行:5
 登録上はFWですが、もっぱら右サイドに投入されてたのでここで。今年も攻撃予備オプションの1番手という役割。第2節川崎戦ではらしからぬ鮮やかなファインゴールを決めて、だてに年食ってないというところを見せましたが、慣れないアウトサイドキックでのシュートなど決めたりして消耗したのか、その後はどうも冴えず。スーパーサブとして投入されるも一度もチャンス作れずにタイムアップ、ということもしばしば。さすがに衰えてきたか、と思っていたのですが、ナビスコ杯予選神戸戦でロスタイムギリギリでの決勝点をアシスト。しぶとい。半年に2回大仕事やってのければ、スーパーサブとしては充分及第点です。
2005/7/7.



浦和選手成績簿@2005年前半 [終]FW

 再開明け6連戦も終わってまた中断に突入という頃に、ようやく前の中断までの総括を完結。


#9 永井雄一郎:3.5
 山田から「やればできるのにやらない子」の座を襲名。主にトップ下で起用され、走らない・守らない・体を張らないという、オフビートの三拍子で華麗にリズムを刻んでいました。見てる方も思わず舌打ちでリズムを取りたくなるという。小柄な田中などが体張ったプレイしてるのを目の当たりにしながら、「やりたくないことはやらない」とばかりに孤高の王子っぷりを保ち続けていた神経はなかなかのもの。そしてやりたくないことをやらない分、エネルギには余裕があるので、「やりたいことをやる」時には、それなりに気持ち良さそうにプレイ。動かないけどキレはあるという、好調なんだか不調なんだかさっぱり分からない。たまにある豪快な一発は魅力的だけど、チームの中心に据えるにはあまりに率が低いという、清原のような状態。
 はっきり書くと、チームの勝利のために自分が何をすべきかということを考えながらプレイしているようにはとても見えないのです。考えてるけど分からないという可能性もありますけど(役割が分かりにくい1トップ2シャドーで使われた時の際立った酷さからすると)。味方がサイドをえぐってセンタリングを上げようという時に、遥か遠くのサイドでDFに囲まれながら手を挙げて突っ立っているか、ペナルティエリアの遥か手前をジョギングしているかという二択は、いい加減に勘弁して下さい。
 エメルソン退団によって、これっぽっちも労せずしてFWのレギュラが転がり込んできました(マリッチ加入でそれもまた風前の灯火ですけど)が、その前に一冬越したらすっかり忘れたらしいディフェンスを思い出させるために、また右サイドで使ってやったらどうかと思います。


#10 エメルソン:1
 あいかわらずの遅刻っぷりでデブデブのまま開幕を迎え。それでもエースとして出場するも、ボールをこねてこねてこねまくり、シュートを外して外して外しまくった。シーズン途中には子供が産まれて、ここからは心機一転、ゴールラッシュを見せてくれるかと思っていたら。言い訳ラッシュでサボリの量産体勢に突入。家族が増えたら言い訳のタネも増えただけでした。あげく心機一転し過ぎてカタールに。
 浦和にとっては何だかんだいって大恩ある選手ですし、あまり悪いことは言いたくありません。ありませんけど、まあ、バカ。


#11 田中達也:5.5
 裏へ飛び出すスピード、ボールを引き出すチョコマカとした動き、前線からの激しいチェイスと、持ち味を発揮しつづけ、FW陣の中で唯一、好調をキープ。ただ、シュートだけは面白いように外しまくっていました。動き回ってるからこそ、最後のシュート精度が落ちてしまうとも言えるのですが、それにしてももうちょっと決めて欲しかったところ。
 しかし、あれだけ外しまくりながら、スタジアム一杯の浦和ファンからの溜め息など知ったことかとばかりに、ちっともシュートに対する自信も意欲も失わず、打てると見ればあっさりとフリーの永井を無視して打とうとするのですから。いい性格しています。今後も、日本中のファンの溜め息を知らん顔してシュートを打ち続けてもらいたいです。


#27 横山拓也:5
 出場機会は多くなかったものの、J初ゴール、アシストをマークするなど、着実にステップアップの兆し。髪も伸ばして染めたりしてましたが、女性人気もステップアップしているかは定かではありません。
 大量のドリブル馬鹿と幾ばくかのへっぽこ電柱を産出してきた浦和においては、とても希少なオールラウンダ型のFWなので、ぜひ大成してもらいたいです。くれぐれも、試合終盤のパワープレイ要員として電柱モドキのような使い方はしないように。
 
2005/7/26.