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■NFL解説者総覧−其之壱「高野元秀」編。 NFL解説者総覧です。やります。2万ヒット記念としてやるだの、プレイオフ前には書きたいだの言いながら、気付いたら3万ヒットになってたりNFLシーズンも終わったりと時機を失するにもほどがある。しかしこれだけは書かねばなるまい。勝ち負けは自分で判断!!(@島本和彦)であります。 まずは高野元秀氏。本当は河口正史氏から書こうと思ったんだけどどうも形にならないからとりあえず書きやすそうな高野氏から書いてエンジンを温めようとかそういうことではありません。 ■高野元秀 属性…丁寧−秩序 範囲…易■□□□□高 適性…凡□□□■□熱 話術…B 声質…B- 知識…B- 戦術…B+ 相性…オールB 得意…特にナシ 解説ぶりからいかにも良い人そうなのが伝わってくるNHKの高野聖。今どのようなプレイが行われたのか、どのプレイがどういう反則に取られたのかということを丁寧過ぎるくらい確実に伝えることを自分の仕事と心掛けている良心派解説者。その分、画面に映っている以外のこと(豆知識系)を喋ることは少ない。そもそもプレイ解説に手一杯で他のことは話してる余裕がないと言うべきか。早々に点差が開いて結果が見えてしまったような試合でも、生真面目に解説を続けてるような印象がある(他の解説者なら雑談でも始めるところ)。基本的なルールをいちいち説明してくれるのでNFL初心者には頼もしい解説ぶり。いかにもNHK向きといえる。実際プレイオフでの登板回数の多さ(2試合しかないディヴィジョナルチャンピョンシップでもまず1試合は高野氏が担当している)からみてもNHKも重用しているように感じる。反面、止むをえないところではあるが、ある程度NFLを見慣れている人には言われなくても分かっていることばかりわざわざ解説しているという印象を受ける。話し方もゆっくり丁寧で何を話すか自分の中で整理しながら話しているという感じ。言い間違いは少ない。声質そのものはどちらかというと聞き取り難い部類に入ると思うが、その話し方のおかげで何を言ってるのか分からないということはない。ただ、ここでも丁寧過ぎる弊害として、次のプレイが始まってるのにその前のプレイの解説を続けているということが多かったりする。もうちょっとテキパキと、省けるところは省いて欲しいと思わないではないが、そこを省かないのがこの人の特質なのである。一度解説を始めたら結論までキッチリ話すという姿勢は評価出来る。試合そのものが面白ければ破綻なく問題ないのだが、退屈な試合の放送を盛り上げる能力はない。凡戦でも無理矢理盛り上げようとする民放のスポーツ中継に比べれば健全といえば健全ではある。 なんというか「あの人、ホント良い人なんだけどねえ」と言われるんだけどいつまでも友人のまま、という感じの解説者である。堅実できっちり仕事はするんだけど破綻がなさ過ぎて退屈、熱狂的ファンを生むような魅力に欠けている。しかも周りにいろんな意味で魅力的な解説者が多いこともあって相対的に評価が低くなりがちな気がする。しかし、日本においてはNFL、アメフトが依然としてマイナであることを考えると必要なタイプの解説者であることも確か。と自分の中で勝手に貶して勝手に再評価。「みなさんご存知のように」とは日本では言えないということを意識し、ゆえに「ご存知でないみなさん」の存在を常に意識しているのが高野氏と言うべきか。 2/25.
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■オマーン戦の採点表。 遅れ馳せながら。本当は前回の更新に続いて一気に書き上げるつもりだったのですが、書いてるうちに自家中毒を起こしそうになったため日を置かざるをえませんでした。もう批判・文句が山、山と積み上げられていますのでボツにしようかと思いましたが一応。10点満点、平均の出来で5点。 【GK】 ・楢崎…6:出番は少ないながらもエリアから飛び出してのクリア、ファンブルなどでスリルを演出するのはさすが一億円役者。 【DF】 ・宮本…5:カゼっぴき。よほど熱が酷かったのか、相手へのプレゼントパスで冷や汗をかいてなんとか体温を下げようとする場面も。一人はそもそもDFでなく、一人は瀕死で実質2バックという最終ラインで失点ゼロだったのは評価に値します。 ・坪井…4.5:2バックのもう一人。スピード負けする場面はないものの、後方からのロングボールのバウンド後の対応がどうも不安。昨年のJ終盤でアンジョンファンにやられたのがトラウマになってるのか。前線へのフィードも自信喪失気味で、ボールを持つと挙動不審に(元々、ボール扱いは下手ですが)。これ以上酷くなると西野みたいになってしまうので、坪井がパスミスしてももう溜息つかないで下さいお客さん。 ・三都主…4:一番目立ったのは、試合終盤にオマーン選手が倒れた際にボールを蹴り出した中田に詰め寄っていた場面。後半は完全に消えてました。まあ前半もたいしたことしてなかったですが。 ・山田…病原体:事前にカゼで発熱してることは伝えられてたものの、元々ダルそうにプレイする選手だけにいつもとそんなに変わらないだろうと思ってたのですが…。ダルいのを通り越して瀕死でした。それでも前半は前に駆け上がる場面もありましたが、帰りは徒歩。後半はもはや突っ立ってるだけで効果的な攻撃参加は試合通してゼロ。終盤には中田に説教されてましたが、話を聞いてたかどうか怪しいところです。あーあ、ジーコがクビになると同時に山田の代表としてのキャリアも終わりでしょうか。 【MF】 ・遠藤…4:こいつはカゼをひいてたという話は聞いてないんですが。なんともダルそうでした。 ・稲本…4.5:これまた重め残り。まあ、稲本の場合はだいたいパドックではいつも太く見えるタイプですが。良いところにチョンと足を出してボール奪取しカウンタの基点になることはあるものの、そこから先はほとんど他人任せ(前半に一度シュート打ったくらいか)の省エネモード。 ・中村…4:今日になってオマーン戦の当日に結婚してたとかで話題になってますが、なんとも素敵な結婚記念日に。だから力んでたのかとか芸能リポータみたいなことは言いたくありませんが。相手DF2〜3人に囲まれながら突破したりして沸かせる場面もありましたが、そもそもボールを受けるのがサイドに流れたり低いポジションまで下がったりとゴールから遠い位置な上、キックの精度もいまいちで歓声あげるだけ無駄でした。逆に変なところでボール取られてカウンタをくらうこともしばしば。なんていうか、邪魔? ・中田…4.5:キックミスなのか受け手とのコンビネーションが悪いのか、オマーンの粘っこいマークあって効果的なパスも少なめ。途中ボランチをやらされてからいよいよ監督ぶりを発揮してましたが、今回は噛みつく選手がいたり、話を聞いてるんだか聞いてないんだかよく分からない選手がいたり。そろそろ心労で倒れると思います。 ・小笠原…4.5:使われ方が悪いのでなんとも。久保とのコンビを期待されての投入だったのでしょうか。 【FW】 ・柳沢…危篤:カゼっぴき。以前に「肝心のW杯予選の頃には調子落としてそうな気がしてならない」と書いたら本当にその通りになりました。まあ、山田がうつしたんですけど。最初の15分で意識は途切れ。そして病院送り。お大事に。 ・高原…5:海外組の中では元気な方でしたが、2トップの相方がさまよえる脳髄と化していただけに、いかんとも。 ・久保…7:後半から登場、機能しない中盤を省略しての縦ポンサッカーにおけるターゲット役として活躍。ほとんど唯一と言っていい決定的チャンス(FWの決定力不足云々と馬鹿の一つ覚えで言ってたマスコミがいたけど、この試合ではそもそも決定機がほとんどなかったのだからそれはおかしい)も決めたし、また株価を持ち直しました。これで次の試合も期待できるかというと微妙な気もしますけど。 ・鈴木…−:点を取らなきゃいけないという場面で投入されても。DFWなのに。頑丈さが持ち味なだけに先発でないと生きないタイプ。縦ポンには合ってるとは思いますが。 【監督?】 ・ジーコ…禿:武藤氏も主張していますが、今や「ジーコは有能か無能か」ということを議論する前に「ジーコにはやる気があるのかないのか」ということを考える必要があるというところまで来てます。試合中、サイドライン沿いで始終声を張り上げていたオマーンの監督に対して、ジーコがベンチから飛び出してきたことはほとんどなし。PK貰った時とゴール決めた時くらいでは。病人を90分ピッチに立たせ、試合が終わったらいそいそとカーニバル参加。考えるまでもなく「ジーコは無能だしその上やる気もない」という結論が出てるという気もしますが。となると次は「あのジーコは本物のジーコなのか」「偽物だとしたら中の人は誰なのか」ということを考える必要、ないか。ジーコについてもう議論することはないです。あとはクビにするだけ。 ・チーム全体…3:勝ち点3は取ったものの、久保の決定力とかなりの幸運、あとオマーンがあまりにも引き分けを意識し過ぎたことに助けられただけであることは明らか。1+1+1+…と選手を足していった時に総和が単に11になるのではなく、15にも20にもなるのが「チーム」というもの。ですが、今の日本代表は単に「11」。そもそも+の記号があるのかどうかすら怪しいです。1、1、1とただ並んでるだけかもしれません。これがブラジルとかならそもそも個人が1.5とか2とか、たまに5とか混じってるなので単に足しただけでも20くらいになりますが、日本はブラジルではありませんから。対するオマーンが各個人は0.7くらいしかなくても、チームとしての総和をきっちり「11」にまで仕上げてきてたのとは対照的。勝ってしまって申し訳ないくらいです。 「書いてうちに自家中毒」というのも納得していただけたと思います。 2/20.
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■アカデミー演出賞ノミネート。
…W杯亜細亜一次予選:オマーン0−1日本
本日、日本の中村俊輔氏が演出賞にノミネートされたことが発表された。これはW杯一次予選オマーン戦での素晴らしいパフォーマンスが評価されてのもの。中村氏はオマーン戦において、前半にPKのキッカーとして、ボールを何度か置き直すことで観客に「なんか外しそうだな…」と思わせた上で期待通りにGKに止められるという持ち前の高度な技術で観衆をメロメロもしくはヘロヘロに魅了。絶好の先制機を逃すことで大苦戦を演出した。そしてもはやこれまでかという後半ロスタイム、オマーンDFのクリアボールを当てられることでFW久保の決勝点をうっかりアシスト(あまりにも都合の良いところに転がったボールを呆然と見つめる中村氏のアホ面は必見)。見事な「劇的勝利」を演出してみせた。 なお、この演出賞には現在のところNFLよりNEペイトリオッツ・Kアダム・ヴィナティエリ氏もノミネートされており、中村氏とのマッチレースが予想されている。同じ土壇場での劇的勝利でありながら、中村氏の日本の方はNEとは対照的に「勝負強さ」がびっくりするくらい感じられないというところを審査員たちがどう評価するかがポイントとなりそうである。 2/19.
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■NBAオールスターでございました。
…西軍136−132東軍
今季はNFLの方にエネルギを集中させるあまり、ボンヤリとしか見てなかったNBAももう折り返しのオールスター。今年はNHKは前夜祭の放送なし。前夜祭の若手によるダンクコンテストは例の如く寒波が襲った様子なので別に見なくても構わないのですが、レブロン&カーメロが出場したルーキーチャレンジくらいは流して欲しかった。残念。 さてオールスター、先発は東軍がアイバーソン、マクレイディ、ヴィンス、ジャメイン・オニール、ベン族、西軍がフランシス、神戸、ガーネット、ダンカン、ヤオさん。オールスターゲームというと最近は(特に序盤は)各選手が目立とうとトリッキーなパス狙いに走り、ボールを弄くり倒しては失敗の繰り返しというユルユルな感じになるのですが、今年はヘッドコーチの生真面目な性格が反映されてかあるいはジェイソン・キッドが先発じゃなかったからか、比較的引き締まった展開。前半終わってのポイントリーダがジャマール・マグロアて引き締まるにもほどがある。そもそもマグロアがオールスターに出てるだけでも驚きなのに。そんな中で目立っていたのは東軍ではやはりヴィンスとマクレイディ。試合中なのにダンクコンテスト開催。この2人のダンクだけで元取れます。対する西軍では2年連続先発となったヤオさん。昨年は中華人民共和国票で選ばれたせいか肩身が狭そうで、アリウープ一本決めただけでベンチに下げられ愛想笑い浮べてるうちに終わってしまったという感じでしたが、今年はオールスター選手として恥じないプレイぶり。フランシスへのアリウープパスはお見事。 最後はファウルゲームやらキリレンコを守備要員に投入やらの接戦となりましたが、負けず嫌い王ステフォン・マーブリが不在だった東軍は追い付けず、西軍逃げ切り。MVPは開催地のLAから最多の24得点を決めたシャックか、なぜか35分も出てた神戸かというところでしたが、ドフリーの場面なのにレイアップで決めてブーイングくらうなど相変わらずの空気の読めなさを披露した神戸は落選、シャックMVP。東軍が勝ってたらMVPマグロアという普通じゃない結果もありえたのですが。残念。 2/17.
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■プロボウルにて。 NFLシーズンの最後を飾るお祭り、プロボウル。今年はAFC、NFCあわせて107点、1022y獲得、14TD、8TOが飛び交う大無礼講。特にAFCは626y獲得しながら負けるという。放送コードギリギリなハッチャケぶり。そしてシーズン最後の最後は今シーズン、パーフェクトを達成したKマイク・ヴァンダージャットがFG失敗して幕。最後までドラマと笑いに包まれたシーズンでした。 ところでプロボウルの放送中。「NHKが選ぶプレイ・オブ・ジ・イヤー」なる面白そうなことをやっていました。1位に選ばれたのはダンテ・ホールの神リターン。この1位には全く異存はありませんが、しかし2位以下のセレクトについては不満もないではない。そもそも2位のNOのラテラルラテラルラテラルTD(&トラポンでズッコケ)とか、ランディ・モスのノールックパスというのは試合NHKでは放送してないですし。ダイジェストでその場面だけは流れましたけど。ということで、私の選ぶプレイ・オブ・ジ・イヤー。NHKで放送されたレギュラシーズンの試合の中からベスト3をセレクト。 第3位 インテンショナル・セイフティ(WEEK9:NE@DEN) 試合終盤、1点差を追うNE。自陣ゴール前からの苦しいパント・シチュエーション。ここで選んだのは故意のセイフティ。3点差に広がろうとも陣地回復を優先。そして続くDENの攻撃をきっちり止めて攻撃権を得ると、QBトム・ブレイディがTDパスを決めて逆転勝ち。ビル・ベリチックHC、チャーリー・ワイスOCの頭脳によって作り込まれた鮮やか過ぎる逆転劇。そのシナリオのキーとなったプレイを第3位にチョイスであります。 第2位 秋のフルーティ祭り(WEEK10:MIN@SD) 今季、初先発となったSDのQBダグ・フルーティ大活躍の巻。これは思いっきり、個人的趣味。ジャンピングスローあり、華麗なるステップあり。まさに祭り。何よりこの試合を放送してくれたNHKのファインプレイでした。今シーズン、放送試合のセレクトが当たりまくったNHKへの賛辞も込めて第2位。 第1位 The longest yard(WEEK13:NE@IND) 第1位もNE。4点差を追って攻めるはINDのハイパー・オフェンス。残り35秒でゴール前1y、そして1stダウン。この絶体絶命の状況で1yを守り切ってみせたNEディフェンス。もう文句なしの第1位。これを見て鳥肌立たなきゃウソです。 なお惜しくもベスト3を逃したのは、ケリー・コリンズ、チャド・ペニントンの素敵パス競演(WEEK9:NYG@NYJ)、アンソニー・ドーセット神業タックルミス(WEEK7:KC@OAK)、マイアミ劇場大爆発(WEEK7:NE@MIA)等であります。 2/11.
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■週末の。 カゼなのか花粉症なのか。 □サッカー:マレーシア 0−4 日本 W杯1次予選を間近に控えて、引いて汚いファウル込みで守ってくる格下相手をいかに崩すかということを課題にした試合、だと思ってたら、引きっぱなしというほどでも汚いというほどでもなかったマレーシア。そしてそういう課題をもってプレイしてるようには見えない日本。ボランチの2人が真面目にやってたのと、マレーシアGKのボリショイ大サーカスで結果的には「大勝」でしたが、なんともタルい試合でした。誰も彼もタルそうにやってたので、おかげで山田が普段より張り切ってるように見えたくらいです。代表初ゴールも決めましたし。もちろん錯覚ですが。張り切るわけがない。これなら大分トリニータとでも練習試合した方がマシだったと思います。 しかし、オマーン戦まであと十日しかないのにこんなコンディションで良いのでしょうか。なにせW杯予選は8年ぶりですから、前回の時はどうだったか覚えてはいないのですがそれにしても。相手はつい最近、韓国にアウェイで勝ってるチーム。あの時の韓国は2軍だったとはいえ、今の日本も1軍!?てな感じです。そこまで余裕ふかしてるほどの相手ではないと思うんですが。ジーコの亜空間采配も相変わらず。DF総とっかえの時点でさすがに見るの止めました(おかげで噂の久保ブロックは見逃してしまいました)。 しかし、見方を変えればオマーン戦はがぜん期待が出てきたと言えないこともありません。以前(確かコンフェデ終了後)に、「このままジーコに任さればW杯予選の最終戦で"なんとかの悲劇"の類のドラマを見せてくれるに違いない」というようなことを書きましたが、ひょっとすると。最終戦ではなく最初の試合で、などということも。美園の悲劇とか。わ、すごい楽しみになってきました。 □テニス:東レパンパシ決勝。 知り合いに誘われ東京体育館にまで見に行きました。カプリアティは来ないし、シャラポワ、ハンツコバといった今売り出し中の選手はさっさと姿を消してしまうし、ベスト10に入った杉山愛は体調不良、姉ウィリアムズは棄権、その棄権によって勝ち上がったルビンが次のセミ決で棄権。盛り下がるだけ盛り下がったという気はしないではないですが、せっかくなのでそういうネガティブな面から目をそらして見てきました。決勝はリンジー・ダベンポートと末っ子マレーバ。デブンポートか…、などとガックリせずに観戦。プロテニスの観戦は初めてでしたが、プロの迫力を感じるという意味ではデブンポートという選手は最適だったことは確か。相手の末っ子マレーバも調子は悪くなかったし、会場の雰囲気も微妙にマレーバ寄りだったのですが、それでもデブンのパワーにはかなわず。6‐4、6‐1のストレートで粉砕。おそるべし。 個人的にはシングルスよる続いて行われたダブルスの決勝の方が面白かったです。オーストラリアン・フォーメーションも見れました。ほとんど決まってなかったですけど。特に女子テニスはパワーヒッターの打ち合いが大半を占めるシングルスより技術戦が見られるダブルスの方が面白いです。杉山愛がダブルスでトップ選手として活躍しているにも関わらず、テレビはダブルス放送する気はないようですがネ。なぜか湯浅風。 □サッカー:イランU−23 1−1 日本U-23 この試合について触れてるサイトをいくつか巡ったのですが、半分以上のサイトで角澤登場。大人気角澤。以前、世界水泳の時に角澤については考察したのですが、何度も実況を担当しているサッカーですら上達する気配がカケラも見られないというのが凄いです。角澤の真の力を侮ってました。まあ、角澤がやっているのは「実況以外の何か」ですので、いくらやっても「実況」が上達するわけはないのですけど。しかし「公衆の面前で2時間同じことを阿呆みたいに繰り返し喋る」なんて私の感覚では罰ゲーム、あるいは羞恥プレイ以外の何物でもないと思うのですが、それを恥ずかしいともカケラも思わない人がいるという。人間の不思議。 実は角澤は何らかの病気で、喋ったそばからその内容を忘れているのでそもそも同じことを繰り返している感覚がない、とかだったら謝ります。 2/9.
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■Cinderella again. …第38回スーパーボウル:CARパンサーズ29‐32NEペイトリオッツ 遅くなりましたがスーパーボウルレビュウ。試合経過をまとめようとしたらそれだけでやたらと長くなったので、とりあえずそれだけ更新。あとでQB比較、勝負の分かれ目についてなども書きたいと思ってますが、思ってるだけかもしれません。 □試合経過。 数々の傑作ドラマが生まれた今シーズン。そんなシーズンを締め括るにふさわしい、全く目が離せない最終回4時間スペシャル。普段の倍のクオリティで普段の倍の放送時間。スペシャルにもほどがあります。このスペシャルを振り返ってみます。 両チームの気が、魂が先を取り合う1Q。派手な打ち合いでなくても戦いってあります。にゃむ。これが自分たちの戦う道だとCARはRBスティーヴン・デイヴィスのランにこだわるも、見事なくらい全く進まず。NEはショートパスとRBアントワン・スミスのランでジワジワ陣地を押し込みますが、CARも守備陣のここという場面での踏ん張りとPトッド・サワブランのハイパー・パント、更にKアダム・ヴィナティエリの過剰な演出も手伝って無失点で凌ぐという展開。0‐0のまま1Q終了。 2Qに入ってもジリジリした流れは変わらず。NEはFGのチャンスをつかむもKヴィナティエリのキックはブロックにあってまたも得点出来ず。スペシャルチームのキックブロックはCAR名物の一つとはいえ、こんな場面で出ますか。ただヴィナティエリのキックが低かったのも確か。これも演出の可能性あり。5分切ったし、このまま両チーム無得点のまま前半終わるのか、という空気が漂い始めたところからにわかに動きが。動かしたのはNEディフェンス、LBマイク・ブラベル。QBジェイク・デロームの真後ろからものの見事にサック。逆にいえば、デロームの見事なサックされっぷり。輿亮氏でなくても「うしろ、うしろー!」と言ってしまうような。このサックでファンブル、リカバーはNE。絶好位からの攻撃となってここは逃さじ、QBトム・ブレイディがあっさりTDパスをヒットさせてNE先制。この時点で残り3分。ここから併せて17点も入るとは。CARは続く攻撃で開き直ったかのようにパスを連発。今まで進まなかったのはなんなのかという進みっぷり、最後はWRスティーヴ・スミスに39yTDパスを落として95yドライヴ達成。95yて。ジョー・モンタナのザ・ドライヴを超えてます。このTDのWRスミスとCBタイロン・プールの競り合いの場面、最高。前も書きましたが、サイドライン際のTDパスをめぐって、キャッチしようとしながらかつ足を残そうとするWRとボールをはたこうとしながら背中で相手を押し出そうとするCBの鎬ぎ合いというのは私の大好物であります。これで7‐7。残り1分、ここからまたも得点を狙いに行くNE。そして実際に取ってしまうから恐ろしい。WRデヴィッド・ギヴンズに5yTDパス、14‐7。これで前半終わり。かと思いきや、残り18秒からNEのキックオフ、ビッグリターンを避けようとゴロを蹴ったら思いのほか進まれ、CARにFGを許すハメになって14‐10、NE4点リードで前半終了。全体的にペースを握っていたのはNEなものの、ロングドライヴを許したり、FG2本失敗したり、残り18秒から失点したりと、NEらしからぬところも出ており、全く先が読めない展開。 露出狂祭りが開催されたハーフタイム。ここでは素早いスイッチワークで露出狂をほぼ完封したNHKの奮闘が光りました。「ん?」と思った時にはすでに画面切り替わってるという。そして後半に突入。 いろいろあったなあ、3Qは。点は入らなかったけど、地味にいろいろあった。 そして勝負の4Q。3Q終盤に攻め込んでいたのはNE。3Q終了間際にはここで説明されているカバー2の崩し方、MLB(ダン・モーガン)を釣り出してその後ろにパスというのが見られたりしました。4Q開始早々にRBアントワン・スミスのTDラン。そしてこのプレイの直前、よく見るとNEのLBマイク・ブラベルが審判に近付いて何か耳打ちしてる場面があります。なぜ攻撃の場面なのにLBが。このシーンが後の伏線になってたりするわけです。どれだけ緻密な脚本なのか。ともかく後半最初の得点はNEに。21‐10。4Qで11点リード、NEにとっては安全圏かと思いきや。後半もここまでディフェンス戦だったのが、前半終盤の時と同じく怒涛の打ち合いへ。CARはRBデション・フォスターが出番の少なさにふて腐れながらも33yTDラン、ワールドユースにおける坂田ばりの決定力を見せます。これで21‐16の5点差、ここで2点コンバージョンにいくも失敗。(これがどうだったのか、議論があるところかと。後から振り返ればここはキックで1点取りに行くべきだったかもしれません。ただすでに4Q、強力守備のNEが相手。そしてCAR攻撃陣はここまでへっぽこ。この状況で、簡単にTD取れるとは常識的には考えられない。それなら1FG差以内に詰め寄るため2点コンバージョンに行くという選択は間違いなかったと思います。)この2点コンバージョン失敗でガックリくるかと思いきや、調子に乗り続けるCAR。続くNEの攻撃でゴール前まで攻め込まれるもCBレジー・ハワードがINT。その時、会場を静寂が包んだという。このINTは完全にQBトム・ブレイディのミス。ただそのミスを生んだのはCARのDLのプレッシャ、そして「ここはTDを奪わなければ」という焦り。そして焦ったのは、攻撃陣が5点差に追い上げたからなわけです。つまりチーム全体で奪ったINT。それは勢いにも乗ろうというもの。CARの攻撃、ここまでCBタイ・ロウにほとんど消されていたWRムシン・ムハマドが、CBタイ・ロウがCBユージン・ウィルソンにマークを受け渡しそこねたところを見逃さずフリーに。QBデロームもプレッシャを受けながら気合一発ロングパス。これがWRムハマドの胸に吸い込まれ、スーパー史上最長となる85yTD炸裂、デローム錯乱。22‐21。続く2点コンバージョンは失敗(ここでWRケヴィン・ダイソン登場)するも、ついにこの試合はじめてCARがリード。しかもコツコツと地味なラン攻撃を重ねるのが持ち味のはずのCARがビッグプレイ連発という、こんな展開予想できるわけがないです。それでも動じる様子が全く見えないのがNE、この落ち着きは何なのでしょう。ダウナー系のお薬でもやってるのでしょうか。これまでと同じようにショートパスショートパス。この日はいまいち精彩を欠いていたCBリッキー・マニングJrを狙い打ちしてゴール前まで進むと、プレイアクションパスをLBマイク・ブラベルに落とすというスペシャルプレイ。鮮やか過ぎる伏線の回収。27‐22、さらに2点コンバージョン、CAR守備陣の動揺を見透かすようにRBケヴィン・フォークへのダイレクトスナップ、トリックプレイで畳みかけて2点追加。29‐22、NE再逆転。まだまだ終わらない。CAR同点ドライヴの主役はベテランWRリッキー・プロール。29‐29。残り1分、延長突入かと思いきやここでCARのアンラッキー・ボーイ、Kジョン・ケイシーが本領発揮。キックオフで外に蹴り出すという信じ難いミス、40y地点からの攻撃をみすみす許すという。ある意味、キックオフリターンTDより性質が悪いです。そういえばWEEK2のDAL@NYGでも同じようなことがありました。あの時は残り11秒でしたが今回は1分、NEには充分過ぎる時間。パスを立て続けに通して敵陣23yまで進むと、最後の最後はKマイク・ヴィナティエリ。この試合で2本蹴って2本外していても、最後の1本だけは決めてみせるのが千両役者。起伏に富んだ4時間ドラマ、ラストはベタというか王道で締めてこそ誰もが納得出来るというものです。4秒残ったものの、CARのKRロッド・スマートがグチャっと潰れて時計はゼロ。Game is over. 両チーム併せて62点を取り合ったディフェンス合戦。この不思議に満ちた試合で今シーズンのNFLは終了(プロボウル残ってますけど)。早く来シーズン始まらないかなあ。
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■肝心なスーパーボウルの結果予想を、 忘れてました。ズバリ。23−20でNE勝ちとします。最後はラッキー・ボーイ揃いのCARの中で唯一アンラッキーな空気を醸し出しているKジョン・ケイシーが同点FGを外して終わるとみます。WRケヴィン・ダイソンが逆転TDを狙うもLBウィリー・マクギネストにタックルされて時計はゼロ、ゲーム・イズ・オーバ、というシナリオも考えましたが、それはさすがにやり過ぎかなと。 ついでにMVP予想。本命はやはり勝ったチームのQB、トム・ブレイディが2回目の受賞。というのが普通ですが、ここは裏の裏をついて#38CBタイロン・プール。CARがCBタイ・ロウを避けて逆サイドにパスを集中するところをINTリターンTDという読み。 試合は劣勢ということですしCARの方に肩入れして観戦するつもりです。それでもNE勝ちを予想するくらいですから(私の予想の半分は願望で出来ています)、やはりNE優位は否めないところ。願わくば私のへっぽこプレビュウ、予想を超える試合であって欲しいものです。 最後にご忠告。ビデオ録画する方は、8時から12時ではなく、ビデオテープ一杯(6時間)の予約を入れておくことを忘れずに。ラスト2分で録画切れてたりしたら血を吐くことになります。 2/1. |
■スーパーボウルプレビュウその3ディフェンス編。 間に合いません。全6回予定とかいい加減にした方がいい。レシーバ編はカット。とりあえずNEのレシーバではブランチとギヴンズの区別がいまいちつかないので、#80トロイ・ブラウンに注目するのがよいと思います。この選手も相当勝負強い。CARでもベテランの#87ムシン・ムハマド、#81リッキー・プロール、あとTEN時代、天国にあと一歩のところまで手を伸ばしながらカンダタばりに地獄に落っこちた男、#85ケヴィン・ダイソンに注目。 プレビュウ、ディフェンス編。もう一まとめで。キーとなりそうな選手を3人ずつ挙げてみました。 ・Defense【でぃふぇんす】 NEの鍵男 DE#93リチャード・シーモア LB#54テディ・ブルスキ CB#24タイ・ロウ CARの鍵男 DE#90ジュリアス・ペッパーズ DT#77クリス・ジェンキンス CB#24リッキー・マニングJr レギュラシーズンでの守備成績はNEがラン4位、パス15位のトータル7位、CARがラン11位、パス9位のトータル8位。両チームともこの数字以上に堅い印象があるのは、ゴール前での鉄壁っぷりからでしょうか。 NEはDLからは8サックを上げているDEリチャード・シーモア、LBではふくらはぎを痛めたとかで出場微妙なテディ・ブルスキの名前を一応挙げてみましたが、このチームの場合はDL、LBについては誰か特定の選手がどうこうというよりユニットとして優秀。あれです、例の3−4守備。凄いらしいと。某所でもっぱら噂の。3−4の利点というのはつまり4−3に比べてDLよりもスピードのあるLBの数を増やすことで、戦術の幅が広がるという。本当でしょうか。ブリッツをかけたり4−3を混ぜたり、場合によっては5−2(OLBがDLの位置まで上がってくる)になったりと、様々な方法で相手QBを精神的に追い込んでいきます。そしてノイローゼになったQBがリストカットのパスを投げたところをDB陣がいただくという。なんとも狡猾な手口。INDのQBペイトン・マニングもまんまとカタにハメられてました。なにせ奪ったINTの数は29。リーグ1位です。果たしてデロームもハマってしまうのか。ハマる時は頭までドップリ行きそうなタイプです。 対するCAR守備の売りはとにかく強力なDL。ジュリアス・ペッパーズ、マイク・ラッカー、クリス・ジェンキンス、ブレントソン・バックナーという4人はパスラッシュ、ランストップともに磐石。NEはLBを増やしてスピードアップを図っていますが、CARの場合はDEのペッパーズがLB並のスピードがありますからわざわざLBを増やす必要もありません。増やそうにも人材がいないですけど。この4人が相手を押し込むことで、後ろのLB、DBもノビノビとプレイ出来るという効果も生まれてきます。このDLの支援効果がなかったらCARのDBなど無残なことになってもおかしくはないのですが。パス守備9位というのもDLあってのものです。 あと守備で注目といえばチャンピョンシップで3INTという鬼の働きを見せた両チームの#24、NEのタイ・ロウとCARのリッキー・マニングJrを挙げないわけには。ロウのマンカバー能力の高さはみなさんご存知の通り(by輿亮)。今回は#89スティーヴ・スミスをマークするんでしょうか。ディヴィジョンセミのSTL戦で決勝TDを決めるなどプレイオフ好調のスミスだろうと関係なくシャットアウトしてくるでしょう。CARとしてはスミスに投げることは最初から諦めた方がいいかもしれません。ルーキーであるリッキー・マニングJrは本来は#21テリー・カズン、#23レジー・ハワードに次ぐ3番手CBのはずがプレイオフで大ブレイク。WRへの反則スレスレのバンプでルート取りを狂わせてから、クイックネスを活かしてWRより先にパスコースに入り込んでINTを狙うという。抜かれれば一発TDをくらう可能性があるCBにとって積極性というのは諸刃のヤイバなんですが、前述のようにDLの支援もあってこの積極的なプレイがハマっているようです。ただ今回の相手はNE。調子こいてガツガツINT狙いに行くと、その裏を狙ってくることも充分考えられます。INTを奪って英雄になるか、トラウマになって2度と積極的なプレイなど出来なくなるほどいたぶられるか。要注目であります。 2/1. |