ショーン・キング取扱説明書。


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ショーン・キング取扱説明書。

<効能>
 鉄壁の守備を持ちながらQBの無駄なTOで勝利を逃すチームの諸症状。

<用法・用量>
 次の用量を試合中なるべく点差10点以上にて服用してください。
・1stダウン10〜2ndダウン8以下…RBへのパスないしランプレイ。
・2ndダウン9〜3rdダウン6…RBへのピッチないしTEへのショートパス。
・3rdダウン7以上…さっさとパンターを呼ぶ。
・敵陣10y以内…スクリーンパスもしくはブーツレグ。
・残り2分、7点差以内…スクランブル。

<使用上の注意>

1.以下の際にはオフェンスコーディネイタと充分相談した上、それなりの覚悟を持ってプレイをコールしてください。

a.15y以上のロングパス
 外見からも分かるように肩は強いとは言い難いQBです。ロングパスを投げようとしても敵陣向けて走るレシーバまで届かず失速、マークして追走していたCBのところにフラフラと落ちてくる、ということがしばしばありますが、それは仕様です。どうしてもという場合は、ロングパスならたとえINTされても陣地は進んでいますのでパントの代わりだと思ってお使い下さい。

b.早いタイミングのショートパス
 上述の通りロングパスが苦手なキングですが、ではショートパスが得意かというとそうでもありません。パスは全般的にコントロールに難があります。特に早いタイミングのショートパスは上擦る傾向があります。これは緊張などによるものではなく仕様です(パスが下手なだけです)。そのためクイックスクリーン等のパスを肝心な場面で使うことはあまりお薦めできません。ウエストコーストオフェンスなどはもってのほかです。

2.優秀なWRとの併用は控えてください。
 キングをQBに据える場合、必然的に攻撃におけるパスプレイの占める割合がプレイ数、重要度ともに激減するため、優秀なWRがいても宝の持ち腐れになります。優秀な選手ほどプライドが高いため、場合によっては「なぜオレにボールを寄越さないんだ」等の不満を漏らしてチームの雰囲気が悪化するおそれまであります。優れたWRがチームにいるならばあらかじめ放出し、代わりにキャッチの上手いTEもしくはRBを雇うことをおすすめします。どうしてもWRを補強するという場合はスピード型のWRをお薦めします(リバースプレイで起用することで不満度を抑えることが可能なため)。

3.キングの持ち味を存分に発揮させるため、以下の製品と併用することをお薦めします。

a.パワー型RB
 基本的にキングが得意なのはランプレイを進めることです。特にマークされてても確実にゲイン出来るようなパワーランナーがいると持ち味を発揮します。これはキングがQBの場合、相手守備はパスよりもランに絞ってくることが多いためです。ただランが出るからといってそれを囮にプレイアクションパスを使おうとしても、キングのプレイアクションは動作が不安定なので止めておいた方が無難です。あくまでもランでごり押しするためRBにボールを渡すというのがキングの基本的な使用法となります。

b.キャッチの巧みなTEないしFB
 キングの必殺技はゴール前でのブーツレグパスです。初先発試合、初のプレイオフにおいてこのプレイでTDを決めており、キングの勝負強さの象徴ともいえます。但し、これもパスが上擦る傾向があるので使用する場合にはキャッチ能力に長けた長身のターゲット(別売)をご用意ください。

c.優秀なスペシャルチーム
 キングを使用する場合、なぜかスペシャルチーム、特にパンターの登場回数が非常に増えることがあります。そのため、スペシャルチームの出来によってしばしば試合が左右されます。是非優秀なスペシャルチーム(別売)を併せてご使用ください。また高度な使用法として、ヘッドコーチにスペシャルチームの重要度を嫌でも気付かせるという効能を期待してキングを使用することも出来ます。これは攻撃、守備とも数字上は高いのになぜか試合に勝てないというチームでのみ有効ですのでご注意ください。

4.スクランブル使用時の注意。
 小柄なキングはスクランブルになるとスルスルと走り、ロングゲインを稼ぐことも可能です。小柄な割に頑丈でガッツもあるので、頭から突っ込んでいきます。チームに勢いをつけたい場合や他に有効なプレイがない場合に使用することをお薦めします。ただし、身体能力の高さで走るタイプではないので最初からデザインされたQBランではほとんどゲインすることはありません。あくまでも本当のスクランブルである必要があります。具体的な使用法としては、まず相手CBのマークを振り切ることが出来ない程度の2流WRをラインアップさせてミドルパスをコールする等が考えられます。フリーのWRを見つけられないキングがサイドライン沿いを賭け上がる姿がご覧いただけるはずです。なおロングパスをコールしてしまうとWRがフリーでなくてもパスを投げる可能性があるのでご注意ください。

5.TDパス後の注意。
 キングがTDパスを決めた場合、満面の笑顔を浮かべながら拝むように両手を併せ、天を仰ぎ見て指差すという得意の決めポーズがあります。周囲の選手はすぐにキングに抱きついたりせず、決めポーズが終わるまで待つようにしてください。

6.直射日光の当たる暖かい所で保管してください。
 温暖なタンパ出身であるキングは寒さに非常に弱く、気温10度以下では性能を発揮することができません。南部もしくはドーム球場での使用をお薦めします。プレイオフの際はフィラデルフィア、グリーンベイの手の届かないところにあらかじめ保管してください。


 以上の注意を留意した上でキングを使用すればスリリングでジリジリとした試合を楽しめるかと思います。
3/26.