NFL'02〜03シーズンを総括です。といっても、パンサーズやらベンガルズやらはNHKが試合を放送しないので総括しようがないです。嘘。試合見てなくても適当に予想とかしてました。
でも、今回は誠実に、私が実際に見た範囲でのシーズン総括をしたいと思います。私が見た範囲=NHKの中継。ですので、すなわちNHKの中継についての総括ということです。ということで、NFL中継を実況するアナウンサについて、3段階の評価付きで総括してみました。NHKの部長になりかわって私が。評価はいずれも私の好みにより大きく左右されてます。不満のある人は、自分で総括書いてください。
3/16.
■野瀬正夫
今年もスーパーボウルを担当するなど、シーズン通して主力として活躍。時としてベテランらしからぬはしゃぎっぷりを見せたかと思うと、ごくまれにベテランらしい落ち着いた喋りを聞かせてくれました。というか落ち着いてるのは、試合開始前のスタジアム紹介のときと、試合終了後の他会場の試合結果を伝える時だけという気もします。私が生まれる前から実況してるとはとても思えないほどフレッシュさ一杯、永遠の若手。それが野瀬アナであります。
以前よりはNFLに対する理解が深まり余裕も出てきたのか、はしゃいでいながらも安定感が出てきましたが、正直もうちょっと落ち着いて欲しい。落ち着いて喋ってる時は渋くていい声だけに。そんな渋声より裏声を聞く回数の方が多いのが残念です。試合見てて楽しいのは分かりますけど。選手のほうも、野瀬アナが実況の時はターンオーバーを減らすようにしてもらいたいです。「うぉおおっと、インタァアセプトォー!?(この?が野瀬アナの絶叫の特徴)」とか叫んじゃいますから。
あと解説者の話に心底納得した時に飛び出る「そうでしか」という相槌は、ぜひ来季以降も続けてもらいたいです。
【野瀬正夫】
属性:享楽‐驚愕
頻度:A(2004→E)
声質:C〜A(冷静時のみA)
把握:B(たまに混乱)
反応:A〜C(たまにでか過ぎ)
眼鏡:A(野瀬アナといえば眼鏡)
特殊:半疑問絶叫、「そうでしか」
相性:後藤A-
3/16.
■鈴木聡彦
まだ若いものの、今季は野瀬アナと並ぶNFL実況の柱として活躍した成長株。スーパーボウル実況の機会こそベテランの野瀬アナに譲ったものの、ディヴィジョナルチャンピョンシップ、プロボウルを担当。
今季のNFL10大ニュースを挙げろと言われたら、誰しもがマイケル・ヴィックと鈴木アナの躍進と答えるのではないでしょうか。以前の「あー間が持たねえ、とりあえず今のプレーはどうでしょうって聞いとくか」的な話の振り方は最早見られません。「こいつ(解説者)何言ってんだか意味分かんねえけど、とりあえずなるほどねって言っとけばいいだろ」的な空虚な相槌も(ほぼ)なくなりました。少なくともNFL中継では。料理番組ではどうか知りません。かのアメリカの名解説者ジョン・マッデンもインタビューで「今シーズンのMost Improved PlayerはMr.Suzukiだね、Hahaha」と言ったとか言わないとか。
鈴木アナの特徴というと、その若さに似合わない大物っぷり。大物というか、お前は何様なのかという。テンションの上下は少なめですが、クールといわけではなく、ベテラン解説者相手でも臆するところなくツッコむだけでなく、今季は自らボケ役に回ることもありました。ボケというのは基本的に知識がなければ出来ない行為ですので(天然除く)、ここら辺にも鈴木アナの成長が伺えると言えます。また今季は「チアガール好き」であることを繰り返しアピールし、キャラとして確立した感があります。チアガール好きの第一人者である輿亮氏とのコンビは今後も注目したいところです。
ちょくちょく悪ノリして、一部のファンを敵に回しそうな発言をポロポロするところも鈴木アナの良いところです。そういう意味でも、同じく悪ノリしがちな輿亮氏とはグッドコンビといえます。だいたい顔からして
悪ノリしそうな顔してます。聞いてる側からすると「どうせベンガルズファンなんて日本に16人くらいしかいないし」という悪意が透けて見えるような気がしてなりません。
NHKアナに顕著な「滲み出る生真面目さ」が今のところあまり、ほとんど、全然感じられないので、ニュース読むのは向いてないとは思います。軽妙というより軽佻な感じですからね。その代わりNHKでは数少ないボケられるアナウンサとして、個人的には近藤冨士夫の後継者にもなりえるんじゃないかとすら思ってます。…ちょっと誉め過ぎた。とにかく来季以降もおおいに期待してますので、しばらくは地方に飛ばさないでください、NHKさん。
【鈴木聡彦】
属性:軽佻‐冷淡
頻度:A(2004→C)
声質:B
把握:B+(落ち着きはあります)
話の振り方:A-(さらに向上の余地も)
料理番組:C(テンションが違います)
特殊:悪ノリ、対チアガールセンサー
相性:輿A
3/16.
■三浦拓実
昨季まではローテーションの谷間にこっそり出てくる程度の存在(門奈)でしたが、今シーズンになって、経験を積ませる意味もあって登板機会を増やされて3番手を任されていました(真田)。
結構、実況聞く機会はあったんですけど、三浦アナについてはこれといって書きたいことないんですよ。生沢氏と組むことが多かったとか、パスインコンプリートとパスインターフェアを言い間違えてたというくらいで、際立った個性は今のところ感じ取れません。プレイオフでも実況したし、経験はかなり積めたはずなので、本当の評価は来年以降の成長次第としたいです。現時点では日テレのアナと大差ありません。
【三浦拓実】
属性:混沌+切迫
頻度:A-→A
声質:C+
把握:C→B
特殊:なし
相性:生沢B+、河口B-、後藤C
3/16.
■福原健一
福原アナといえばゴルフ。なのですが、今季は野瀬アナにゴルフ実況権との一部トレードでNFL実況権を獲得した模様。特徴としては、なにか説明する時に、他のスポーツを引き合いに出すことが多いというのがあります(NFL中継時に限らず)。そして自分で言ったことに自分で笑います。あと目が細い。
福原アナはゴルフアナとしてはとても良いと思うんですけど、キ印選手が満載のNFLを実況するには声が上品過ぎるように思います。下手とは言いませんけど、ゴルフに専念してて欲しいというのが正直なところです。
【福原健一】
属性:上品
頻度:B
声質:A-
把握:B-
ゴルフ:A
特殊:一人笑い
相性:佐渡充高A
3/16.
■黒氏康博
ちょっと前までは政野光伯アナと並んで主力だったんですが、最近のNFL中継では滅多に見られないレアなアナウンサ。政野アナはもと見かけませんけど。今季は2試合くらい実況したでしょうか。NFL以外ではラグビー中継、の副音声などでよくその声を聞くことが出来ます。声に似合わず顔は凶悪。あとこの人も目が細い。輿亮氏がチアガールの話を振ると冷たくあしらうなど、解説者の話を流す能力に長ける点も見逃せません。
私がかなり実力を買ってるアナウンサです。知識も喋りも申し分なし。イリーガル・クラックバック・ブロックの反則の趣旨をさらっと説明出来るアナウンサはなかなかいません。これで顔が善良ならニュースに行くところ。副音声が多いのも顔のせいかもしれません。
【黒氏康博】
属性:冷淡
頻度:C
声質:A
把握:A
スルー:A
特殊:NFLものしりクエスチョン
相性:輿&生沢A、宍戸A-
3/16.
■近藤冨士夫
NHK(の一部)を代表するアナウンサ。解説者との漫才で、試合内容に関わらず視聴者を楽しませる。むしろ試合が退屈になればなるほど、試合と関係ないことを喋りだすので見てて面白くなるという、スポーツ実況の枠を越えたアナウンサ。特に注目はBSニュース明けでの解説者紹介。またマニアックの知識の持ち主でもあり、後藤完夫の昔話に唯一ツッコめる。ただし、基本的にはボケキャラ。ベンガルズと西田ひかるのファン。こちらも年に2試合くらいしか見られないレアアナ。
解説者との相性では、後藤完夫との「レトロなコンビ(By近藤冨士夫)」はもちろん、宍戸博昭氏と組んだときも必見。輿氏と組んだのも一回だけ見たことありますが、近藤−輿だとWボケになるため、ポテンシャルを活かし切れてない印象を受けました。
【近藤冨士夫】
属性:享楽
頻度:C-
声質:A-
把握:A
知識:A+
漫才:A+
相性:後藤A+、宍戸A、輿C
3/16.