NBA Preview 2004
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NBAプレビュウ04‐05 (1)東−アトランティクDiv 1.BOTセルティクス(昨季36‐46) アトランティクDiv1位には迷いに迷った末、BOTを指名。主な補強はチャッキー・アトキンスの代わりに貰ったゲイリー・ペイトン。本当はリック・フォックスも抱き合わせで付いて来たのですが、シーズン始まる前に引退。この場合、フォックスはBOTの一員として引退したということになるのでしょうか。LAで引退させてやれよ。ペイトンには往時の力もやる気もありませんが、ポール・ピアースへ集中する負担(もしくは不満)を軽減させる程度の役割は果たせます。自分をエースだと勘違いしたがるリッキー・デイヴィスもペイトンなら上手くおだてて(時に脅して)使いこなせるかもしれません。新HCにはドッグ・リバース。ORLでラン&ガンを用いてトレイシー・マグレディを開花させ、昨季は開幕からの大逆噴射でマグレディを引き篭もらせ、わずか11試合でクビが飛んだ名将です。 2.NYニックス(昨季39‐43) 昨季途中に就任したアイザイア・トーマスGMが大鉈を振るいまくり、あっという間に元のチームが跡形もなくなってしまったNY。しかしリストラを進めているわりには相変わらずGは人数多過ぎ。何かトラウマでも抱えているのでしょうか。昔、親に無理矢理食べさせられたとか。SG丸ごとを。ステフォン・マーブリー、ビン・ベイカー、ティム・トーマス、アンファニー・ハーダウェイなど扱い辛そうな選手ばかりかき集めてるのを見ると、アイザイアGMは第2の"BAD BOYS"を作ろうとしてるのかもしれませんが、それならば明らかに浮いているアラン・ヒューストンの坊ちゃんを早いところ何とかした方が良いと思います。タレントは揃っており、選手層も(Gは)厚く、チームが形になればこのDivを制するのは容易いです。形になりませんけど。 3.TORラプターズ(昨季33‐49) 低空飛行を続けるエア・カナダ。このオフもエース、ヴィンス・カーターはトレード志願を口に出してファンからブーイングを浴びるなど鬱気味。元々、故障が多い選手ですが、心にまで故障を抱えるとなると期待はしづらい状況。いっそカーターには病院で大人しくしてもらった方が良いかもしれません。ジェイレン・"アマラオ"ローズはボール集めれば20点は取ってくれる選手ですし、新加入の"スキップ・トゥ・マイ・ルー"ラファー・アルストンのプレイとドニエル・マーシャルの面白フェイスがあればそれなりに客は呼べると思うのです。特にマーシャルの顔は何回見ても飽きるということはありえないですから。 4.PHI76ズ(昨季33‐49) 昨季は名将ラリー・ブラウンHCが去り、アレン・アイバーソンの故障欠場もあって6季ぶりにプレイオフを逃がしたPHI。このオフには、アイバーソン故障欠場の間、アシストに得点にと1人でゲームを作り、チームを支えていたエリック・スノウを放出。なんたる暴挙。アイバーソンをPGに戻すというプランがあるようですが、それはジョージアのCMの藤原紀香並にリスキーな起用な気が。ストレスでイライラを募らせ、(案の定不穏な空気が漂い始めてるらしい)グレン・ロビンソンとの抗争勃発を誘発するだけで終わると思います。 5.NJネッツ(昨季47‐35) 遂に、心置きなくこのチームを最下位予想できる日が。ケニョン・マーティンを筆頭に、ケリー・キトルズ、ルシャス・ハリス、ロドニー・ロジャーズと主力が流出。おまけに大黒柱ジェイソン・キッドは手術のリハビリ中で大きく出遅れ。昨季まで3年連続Div制覇を成し遂げたチームが、今季開幕時点ではリチャード・ジェファーソンのワンマンチームという、ビックリドッキリチームに。キッドは早ければ12月には戻ってくるかもしれないという話ですが、その頃までにチームは既にプレイオフ圏外という可能性すら。 ・東−アトランティクDiv予想(☆…プレイオフ進出予想チーム) 1.BOTセルティクス ☆ 2.NYニックス ☆ 3.TORラプターズ 4.PHI76ズ 5.NJネッツ 11/30.
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NBAプレビュウ04‐05 (2)東−セントラルDiv 1.INDペイサーズ(昨季61‐21) 昨季、レギュラシーズンではリーグ最高勝率を残しながら、プレイオフではDETにあっさり屠られたIND。悲しいくらい年々数字を落としてきているレジー・ミラーの穴埋めとして、2年前にSAでファイナル制覇を決めるシュートを地味に決めていたスティーヴン・ジャクソンを獲ったのは良い補強です。今年もレギュラシーズンでは高い勝率を残せるでしょう。レギュラーシーズンでは。このチームがプレイオフを勝てない原因であるPGとCの欠陥はそのまま。ジャマール・ティンズリのプレイオフでのへたれっぷりは筋金入りですし、シャキール・オニールがこちらの地区に移ったことでCの弱さは致命傷になる可能性大。Cのジェフ・フォスター、マーカス・ポラードにオースティン・クロージアというトリオは、ある方面の性癖の方々には非常に強さを発揮するのですが。このままでは今季もプレイオフでコケそう。せめてPGの補強を。 2.DETピストンズ(昨季54‐28) 鉄壁ディフェンスを武器にファイナル制覇を成し遂げた昨季。元々これといったスター選手がいたわけでもないこともあって、大きな選手流出もなく戦力はほぼ平行線。コーリス・ウィリアムソン、メメト・オクールが抜け、アントニオ・マクダイス、デリック・コールマンが加入というのはプラスなのかマイナスなのか微妙なところですが、カーメロ・アンソニーを差し置いてまで獲ったダーコ・ミリチッチが成長すれば問題なし。とりあえず身長は成長してるらしいです。開幕時からWウォレスが揃っていることを考えれば、昨季以上の勝ち星を挙げることは十分に可能。これといったライバルも見当たらず、敵は慢心、油断ということになりますが、チャウンシ・ビラップス以外は特に心配いらないと思います。ラシード・ウォレスもすっかり更正したようですし。 3.CLEキャバリアーズ(昨季35‐47) 昨季は超新星レブロン・ジェームズの加入に地区のレベルの低さも手伝って、久しぶりにプレイオフ競争の参加賞を獲得。今季は本物の司令塔エリック・スノウの知性を手に入れ、入賞も十分に狙えます。レブロンもSGに専念出来ますから、昨季以上の得点が計算できるはず。といって昨季の時点で平均20点取ってるわけですから、それ以上となると得点王の可能性すらあることになりますが。このGコンビはかなり楽しみ。ただしFの層は薄く、Cジルドナス・イルガウスカスも名前に濁音が多いわりにはプレイに力強さが感じられないだけに、リバウンド争いには苦労しそう。 4.MILバックス(昨季41‐41) ビッグ3がチームを去り、誰が点取るのだと思いきや。長距離砲マイケル・レッドを中心にカンファレンス1位、リーグ全体でも4位の得点(平均98.0)を叩き出してプレイオフ進出を果たすという離れ業を成し遂げたチーム。なぜこの面子でそんなに得点が取れるのか私の常識的な脳髄では全く理解できないのですが、世の中には人間の理解が及ばないことがまだまだあるということなのでしょう。 5.CHIブルズ(昨季23‐59) すっかり他チームのための若手養成機関となった感があるシカゴ大学院。このオフもジャマール・クロフォードをNYに斡旋。育てた人材を惜しみなく送り出しています。もうちょっと惜しみなさい。 ・東−セントラルDiv予想(☆…プレイオフ進出予想チーム) 1.INDペイサーズ ☆ 2.DETピストンズ ☆ 3.CLEキャバリアーズ ☆ 4.MILバックス 5.CHIブルズ 11/30.
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NBAプレビュウ04‐05 (3)東−サウスイーストDiv 1.WASウィザーズ(昨季25‐57) 他チームが大きくチーム構成に変動を来たしているのに対し、唯一、昨季からの路線を継続しようという意図が見られる、という理由だけでWASを1位指名。つまりGSウォリアーズ化路線。ラリー・ヒューズ、ギルバート・アリーナスに加え、GS時代はエースだったアントワン・ジェイミソンまで揃えるという徹底ぶりは好感が持てます。問題なのは、GSはわざわざ目標にするほど強くなかった(むしろ弱小)ということ。徹底して間違った路線を突き進んだ結果、気付いたら樹海の真っ只中で取り返しのつかないところまで来てしまった、という可能性もなきにしもあらず。若いタレントは揃っており、何かキッカケがあれば飛翔出来るポテンシャルはあるはずのチーム。ジェイミソンがそのキッカケ足りうるかどうかは極めて怪しくはありますが。昨季もこのチームには結構期待してたのですが、私が期待したのが悪かったのか怪我人続出で大低迷。今年は怪我よりも、元チームメイトだけど仲は悪かったらしいジェイミソンとヒューズ、アリーナスの内乱に注意。 2.MIAヒート(昨季42‐40) 昨季はド地味な面子ながら、ラマー・オドムのプチブレイクと新人ドゥエイン・ウェイドの堂々たるプレイで予想外の快進撃(といってもなんとか勝率5割超えた程度ですが)を果たしたMIA。しかし、このオフにはオドム、ブライアン・グラント、カロン・バトラーという先発3人を放出、好チームが跡形もなく消滅。大きな代償を支払って西の地より召還したのは魔人シャキール・オニール。魔人の脅威は西方のことだとボンヤリと備えを怠っていた東の住人は、なす術もなく魔人に食い尽くされることになるでしょう。低レベルな地区だけに魔人の力だけで独走する可能性もあります。ただしその魔人が健康ならば。体格的にも性格的にもシーズンフル出場する可能性の低い選手。もしシャックが欠場するようなことになれば、魔人の生贄となった先発3人の穴だけが残ることに。 3.ORLマジック(昨季21‐61) 跡形もなくなったチームその2。あまりのチームの弱さに引き篭もっていたトレイシー・マグレディを追い出して、スティーヴ・フランシス、猫モーブリを獲得。昨季はHOUがヤオさんを中心とする戦術をとったため数字は落としたものの、まだ老け込む年ではなく(27歳、29歳)、好き勝手にやれそうなこのチームでは2人で40点くらいは取ってくれるでしょう。この2人を野放しにすることがチームの勝利に繋がるかと言うとそれはまた別の話ですが。選手がガラッと入れ替わったことによるチームケミストリの問題、ORLは鬼門としか思えないグラント・ヒルは復活なるか、今年のドラフト1位新人・高卒ドワイト・ハワードは活躍出来るかなど、あまりにも不確定な要素が多いです。全部上手い方に転がれば45勝、全てコケれば20勝。 4.ATLホークス 跡形もなくなったチームその3。このチームの場合は、元々たいした形もありませんが。FAになった選手がこのチームにブラリ途中下車し、好き勝手にプレイ。それなりの数字を残して自分の価値を上げ、他チームに移るというのがお決まりのパターン。今年はいかにも好き勝手にプレイしそうなアントワン・ウォーカーと、自分の価値を証明したくてしょうがないアル・ハリントンがブラリ。今季はプレイオフ進出よりも来年のドラフト1位指名権を目指した方が現実的でしょう。その場合も強敵が↓にいますが。 5.CHAボブキャッチ(エキスパンション) 今季からの新設チーム。シャーロットといえばちょっと前までホーネッツがいて、プレイオフ常連の成績を残しながら全然客が入ってなかったような気がするのですが、どうなのでしょう。選手は他チームのベンチからかき集められたわけですが、昨季2桁得点どころか平均20分以上の出場時間を得ていた選手すら一人もいないとあってはどうにも。来年以降に向けての地盤整理、の前のボーリング調査だけで今季は終わるかもしれません。 ・東−サウスウエストDiv予想(☆…プレイオフ進出予想チーム) 1.WASウィザーズ ☆ 2.MIAヒート ☆ 3.ORLマジック ☆ 4.ATLホークス 5.CHAボブキャッツ 東カンファレンスをまとめると。 1.INDペイサーズ 2.BOTセルティクス 3.WASウィザーズ 4.DETピストンズ 5.CLEキャバリアーズ 6.MIAヒート 7.NYニックス 8.ORLマジック プレイオフでは勝率に関係なく地区優勝チームが上位にシードされる(はず)ので、非常に違和感のある順番に。実際の勝率順では、BOTもWASもCLEとMIAの間に入ると予想。で、カンファレンス決勝はまたもINDvsDET、4−2でDET勝ち。つまらない予想ですが、そうならざるをえないでしょう。現状では他チームが割って入るとはさすがに思えません。組み合わせ次第ではカンファレンス決勝の前に当たる可能性はありますが。シャックのMIAはINDになら勝てるかもしれませんが、DETには勝てないので、どこか他のチームにDETを倒してもらう必要があります。穴としてはレブロン大爆発時のCLEか。◎DET、○IND、▲CLE。 11/30.
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NBAプレビュウ04‐05 (4)西−サウスウエストDiv 1.SAスパーズ(昨季57‐25) 昨季は全チームがプレイオフ出場、そのわりにはいまいち華が感じられない「静かな火薬庫」となったサウスウエストDivですが、そんな中でもSAの力は抜けております。基本的には「ティム・ダンカンと愉快な仲間たち」なチームなのですが、「仲間たち」の愉快っぷりが年々増してきています。貫禄を増す22歳の若年寄トニー・パーカー、アルゼンチンに五輪金メダルをもたらしたエマニュエル・ジノビリの超強気コンビの成長に、パスも3Pシュートも巧いオールラウンダー、ブレント・バリーがバックアップするガード陣はかなり強力。プレイオフになると超弱気なヒディヤット・"波田陽区"ターコルーの放出も問題なし。SAの地味なユニフォームの着心地が悪かったのか古巣相手に畏縮したのか(そんな殊勝な男ではないと思いますが)昨季のプレイオフでは沈黙を守っていたロバート・オーリーも、そろそろ狸寝入りから目覚める頃です。 2.MEMグリズリーズ(昨季50‐32) 「育てながら勝つ」を実践してみせる老将ヒュービー・ブラウン71歳率いるMEM。多くのベンチメンバにチャンスを与えることで、チーム一丸の勢いを生みかつ先発メンバはフレッシュさを保てるという一石二鳥の戦略がピタリ。エースのパウ・ガッソルでさえ平均31.5分しか出場していないのだから徹底しています。ちなみに他チームのエース格を見てみるとティム・ダンカンが36.6分、ケビン・ガーネットが39.9分、アレン・アイバーソンが42.5分。42.5分!? 過労死したら損害賠償確実ですな。労災とは無縁なMEMはサラリー的には余裕がありそうですが、今オフもFA市場で大物獲りに動くようなことはありません。元々、若手中心の頼りなさげなチームだったのを、選手を変にいじらずに自然栽培を続けることで中堅中心の好チームにグレードアップさせようという算段か。課題は、線の細いインサイドの強化と、ジェイソン・"永遠の若手"・ウィリアムズの真の中堅化と、ブラウンHCの老化。71歳とかボケ始めても全くおかしくありません。ボケどころかポックリの可能性すら。とりあえずブラウンHCの近くで携帯電話の使用は禁止です。 3.HOUロケッツ(昨季45‐37) ジェフ・バン・ガンディ新HCの下チーム再建、固いディフェンスと貧相なオフェンスを構築しプレイオフ進出に成功。と思ったら、早くも壊してしまいました。やっぱりゼロから作ろうと思ったみたいです。大黒柱はあくまでもヤオ・ミンとして。土台を支えようという気があまりない、反骨精神溢れるスティーヴ・フランシス&猫モブリーのコンビを放出。代わりに貰ったのがトレイシー・マグレディ。そしてティロン・ルー。ムーチー・ノリスもとっくにいなくなっておりますので、PGはルーとチャーリー・ウォードに。ルーorウォード。ものすごいテンションが下がる二択。ライフラインでフィフティフィフティを使ったら正解が消えてしまったんですけど。No PG,No Life.土台を支えようという気はあるけど明らかに支えきれそうにない2人のPGでバン・ガンディに勝算はあるんでしょうか。まあ、ウォードとクリス・チャイルズでファイナルにまで進んだことある男ですので、なんとかなると思ってるのかもしれません。 4.DALマーヴェリクス(昨季52‐30) このオフはまずは、周囲の誰もが無駄だと思っていたらやっぱり無駄だったということに本人たちも1年遅れで気付いたらしいWアントワンのリストラに成功。「だから言っただろう」という声が世界中から。それはいいのですが、周囲の誰もが必要だと思っているスティーヴ・ナッシュまで放出してしまいました。富豪の考えていることは分かりません。何も考えていないのかもしれません。一応、代わりにジェイソン・テリーを補強していますが、穴が埋まるのは得点力の部分だけのような気がします。来年も「だから言っただろう」となる、魂を賭けよう。 5.NOホーネッツ(昨季41‐41) だから地味過ぎるって何回言わせるのですかこのチームは。ステイシー・オーグモンが抜けてロドニー・ロジャースが入って。で? 1.SAスパーズ ☆ 2.MEMグリズリーズ ☆ 3.HOUロケッツ ☆ 4.DALマーヴェリクス 5.NOホーネッツ 11/30.
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NBAプレビュウ04‐05 (5)西−ノースウエストDiv 1.MINティンバウルブズ(昨季58‐24) 昨季はどこにそんな金を隠してたんだという大型補強を敢行。レギュラシーズンを地区トップで乗り切り、偉大なるプレイオフ初戦敗退連続記録もついに7でストップ。これは一挙にファイナルまで行ってしまうのかと一瞬だけ思わせましたが、カンファレンスセミでSAC相手に思いのほかてこずったために、カンファレンス決勝にたどり着いた頃には既にヘロヘロ。LAにプチッと潰されてしまいました。ウォリー・ザビアック、トロイ・ハドソンは故障に悩み、サム・キャセールもプレイオフでパンク。この3人が万全で、かつウォロキャンが足を引っ張らない程度に活躍すれば、ファイナルにたどり着く戦力は十分揃っています。ただ、全員が元気でハシャギだすと、今度は昨季は表面化しなかった内乱の種が咲き乱れる可能性も。ハドソンとラトレル・スプリーウェルがおそろいの奇抜な髪型をしていたのが気になります。同盟? やっぱりザビアックあたりには、レギュラシーズン中は適度に怪我をして引っ込んでおいてもらった方が良いかもしれません。 2.UTAジャズ(昨季42‐40) 昨季はプレイオフ20年連続進出を支えたストックトン&マローンの郵便配達コンビが去り、かつ一応チームのエースだったマット・ハープリングを故障で失いながらも、ハイレベルな西地区で5割超えを果たしプレイオフまであと1勝というところまで迫ったのだからあら御立派。今季はハープリングの復帰、カルロス・ブーザー、メメト・オクールと課題のインサイドを補強、アンドレイ・キリレンコ、カルロス・アローヨ、ラウル・ロペスら多国籍若手軍団の成長、と上積み要素多し。根性という名の信頼性が非常に高い燃料をチームに注入するジェリー・スローンHCが燃え尽きでもしない限り(チームのマスコット、オスタータグがいなくなったことにショックを受けてとか)、プレイオフ圏内は十分確保できそうです。キャラ的に大旋風を巻き起こすということもないでしょうけど。 3.DENナゲッツ(昨季43‐39) 脅威の新人カーメロ・アンソニーと脅威の小人アール・ボイキンズの活躍と、マーカス・キャンビーがケツを痛めることもなく健康だったおかげで躍進、プレイオフ進出を果たした昨季。となると、今年の敵はアンソニーの2年目のジンクスとキャンビーのケツ痛。特にキャンビーは2年連続でまともに働くかどうかはかなり疑わしいところです。また、給料に不満でNJを飛び出したケニョン・マーティンを拾ったのは一見良さそうな補強ですが、この選手も性格的にムラのあるタイプ。マーティンがアンソニーをエースとして立てて自分は脇役に徹する、なんてことはどう考えてもありそうにないですし。爆発力はあるが安定感がないという傾向を強めそうな気がします。 4.PORトレイルブレイザーズ(昨季41‐41) PORが誇った三悪人のうちボンジ・ウェルズとラシード・ウォレスの2人を放出し清純派への転向を目指した昨季ですが、実は一番たちの悪い小悪人デイモン・スタウダマイヤーを残したのでは片手落ちと言わざるをえず。5割ちょうどというなんとも中途半端な成績に終わりました。今季は"放浪する小悪人"ニック・バン・エクセルを獲得してスタウダマイヤーとの小悪人デュオを結成。何を血迷ったのでしょうか。小悪人1人より2人の方がバランスが取れるとでも思ったのかもしれません。チームの核は、リーグトップクラスのPFとして頭角を表しウォレスを放逐させたザック・ランドルフのポストプレイのはずですが、そのわりに周りには速攻好きの走り屋を揃えているのも解せません。迷走は続く。 5.SEAスーパーソニックス(昨季37‐45) チームを引っ張っていたブレント・バリーをあっさり手放し、弱点のインサイドの補強もせずと、「我々はプレイオフに出る気ゼロであります!」とフロントが猛然と白旗を振ってアピールしたこのオフ。が、フタを開けたら開幕2戦目から9連勝をマーク(SAに19点差、SACには30点差で勝ったりしてる)。白旗で油断させておいて不意打ちという作戦だったようです。開幕ダッシュの手口は武装集団ばりですが、面子はあいかわらずレイ・アレンを中心に好感度がとても高いチームですので、大乱闘事件でのイメージダウンに揺れるNBAにとってはSEAの活躍というのは大きなプラスではあります。 1.MINティンバウルブズ ☆ 2.UTAジャズ ☆ 3.DENナゲッツ 4.PORトレイルブレイザーズ 5.SEAスーパーソニックス 11/30.
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NBAプレビュウ04‐05 (fin)西−パシフィックDiv 1.PHOサンズ(昨季29‐53) 田臥加入で注目を集めているPHOですが、今オフは新オーナーが昨季の間に空けておいたサラリーキャップを活用してガード陣をテコ入れ、リーグにおいても台風の目になりえる存在になりそうな感じがします。無表情にインサイドを支配するアマレ・スタウダマイヤ、オールラウンダのショーン・マリオンに、ステフォン・マーブリー(信じた私が馬鹿だった)に代わってスティーヴ・ナッシュを加えたトリオは超強力。スタウダマイヤ、マリオンの2人はまだどこか底知れないところがありますので、真の司令塔であるナッシュ(特に前任者が「司令塔か!?」というタイプだっただけに落差大)に操られることで、その潜在能力が引き出されて大爆発が期待できます。相変わらずCには大穴が空いていますが、すぐそばでスタウダマイヤが無言で睨みを利かせておけばそうそうやられることもないでしょう。周囲のチームが力を落としている今季、Div1位は射程圏内。本当はプレイオフ争いに加わるよりも下位に沈んでいた方が田臥にとっては出番はありそうなのですが。 2.SACキングス(昨季55‐27) マイク・"ヴァンダレイ"・ビビー、ペジャ、クリス・ウェバー、ダグ・クリスティ、ブラッド・ミラー。先発メンバは揃ってますし、最強の6thマン、ボビー・ジャクソンも健在。一見するとチャンスありそうなSAC。一見。外見は良くても、中身は徐々にシロアリによる侵食が。サラリーに余裕がないため、実績ある控え選手がジワジワと流出。当てになる選手は上述の6人のみ。あとグレッグ・オスタータグは縁起物ですのでお守りにはなりますが。ウェバー、クリスティは下降期に入りつつありますし、ペジャは同郷のブラディ・ディヴァッツがいなくなってキレ気味。着実にチームとしての足腰は弱り、固いものは噛めなくなってきています。まだ今年はそこそこはやれるでしょうが、チャンピョンを目指すには若い戦力の思い切った起用でもない限り苦しい。ダリウス・ゾンカイラとバラの細胞を融合させて植物怪獣ゾンカイラを誕生させてみるとか。 3.LAレイカーズ(昨季56‐26) 崩壊した王朝。前からシャック&神戸間のヒビ割れなど崩壊の兆候はありましたが、このオフにダイナマイトで根本から爆破。昨季の先発で生き残ったのは神戸のみという大惨事に。チャッキー・アトキンスはどうかと思いますが、ラマー・オドム、ブライアン・グラント、ブラディ・ディバッツら新戦力の補強はまずまず悪くないように見えます。が、デレク・フィッシャー、リック・フォックスまでいなくなったことで、このチームを覆っていた「勝者のオーラ」は完全に消え失せてしまいました。せめてデバン・ジョージがロバート・オーリーの後継者としてまともに成長していればまだ何とかなったのですが。とはいえ、レギュラシーズン中は「オーラ」はあまり必要ないので、神戸が元気ならばプレイオフ進出はそう難しくありません。その先は運次第。 4.LAクリッパーズ(昨季28‐54) NBAにおける倹約術の大家LAC。ハウツー本がビジネスマンに大人気とか。このオフも昨季好成績を残して年俸アップ必至のQちゃんをあっさりと放出。その代わりとして補強したのはケリー・キトルズという、なんとも絶妙なお茶の濁し方。さすが大家。計算出来るエルトン・ブランドと、年々数字を伸ばしているコーリー・マゲッティはまだ残っていますが、この2人だけでは西地区は勝ち抜けません。昨季はどこから手をつけたものか途方に暮れているうちにシーズン終わってしまったマイク・ダンリービーHCですが、2年目も現実から目を逸らしながら過ごすことになるかもしれません。 5.GSウォリアーズ(昨季37‐45) OBのアントワン・ジェイミソンが6thマン賞を獲得するなどの実績を誇る、東のCHIと並ぶ人材派遣会社GS。このオフも昨季リバウンドと得点で2桁をマークしたエリック・ダンピアーをDALに派遣。クリフォード・ロビンソンに続いてデレク・フィッシャーを講師に招聘するなど人材育成にも力を入れており、派遣先からも好評なようです。 1.PHOサンズ ☆ 2.SACキングス ☆ 3.LAレイカーズ ☆ 4.LAクリッパーズ 5.GSウォリアーズ 西をまとめますと。 1.SAスパーズ 2.MINティンバウルブズ 3.PHOサンズ 4.UTAジャズ 5.SACキングス 6.LAレイカーズ 7.MEMグリズリーズ 8.HOUロケッツ LA王朝が崩壊したとなれば、SAでまあ固いか。MINは鍵だったオロキャンが逮捕されたとかいう話で、ファイナルへのドアはピッタリ閉まってしまいました。UTAは昨季のDETが作ったディフェンス優位路線の波に乗れれば面白い存在。爆発力あるPHOは疲れやすいナッシュをうまく休ませながらいければ。◎SA、○UTA、▲PHOで。 ファイナルはDET‐SAのディフェンス対決。のつもりでしたがDETは嵐が吹き荒れてるので、東地区はどうなるか読めません。願望としてはPHO−CLE。 11/30.
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