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〜2010 FIFAワールドカップ優勝記念〜
スペインのメタルバンド特集






2010年南アフリカワールドカップは華麗な攻撃サッカーで魅了したスペインが優勝を飾りました。
情熱の国スペインには、優勝したサッカー代表に負けないくらいに魅力的なバンドたちが揃っています。
ここでは、そのスペインを代表するメタルバンドをあらためて紹介します。
DARK MOOR「The Hall of The Olden Dreams」
スペインのシンフォニックメタルバンド、ダーク・ムーアの2nd。2001作
1stの時点から、すでにスペイン産バンドの中でも壮麗さにおいては抜きに出ていたこのバンド、
日本盤デビューとなる本作では、シンフォニックな美しさに磨きがかかった、マニア歓喜の傑作となった。
きらびやかなシンセアレンジに、女性Vo、エリサ嬢の中性的な歌声を乗せて疾走するスタイルは、
RHAPSODYよりもややマイナーがかった、いうなればパワフルすぎないサウンドと
エピックかつファンタジックな世界観とクサメロがマッチしていて、じつに素晴らしい。
3rd以降、徐々にメジャー感のある堂々たる作風へとなってゆくが、クサメタルとしての魅力では本作が最高作。
シンフォニック度・・8 疾走度・・8 クサメロ度・・8 総合・・8
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DELIRION「LOTUS」
スペインのシンフォニックメタルバンド、デリリオンの2nd。2010作
大仰なシンフォニック要素とクサメロの合わさったサウンドでデビューしたこのバンド、
本作もクラシカルかつ美麗なシンフォメタルを聴かせてくれる。起伏に富んだ楽曲展開と、
ややモダンなヘヴィさを含めたアプローチは、ヴォーカルの声質も含めて、スペインというよりは
むしろThy MajestieやLABYRINTHなど、かつてのイタリアンメタルにも近い作風か。
アレンジの面ではまだいくぶんつたなさもあるが、きらびやかなシンフォメタル好きはチェック。
シンフォニック度・・8 疾走度・・7 スペイン度・・7 総合・・8
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ARWEN「ILLUSIONS」
スペインのシンフォニックメタルバンド、アルウェンの2nd。2004作
男女Voにツインギター、男女のツインキーボード、という8人編成のこのバンド、
大人数のわりには曲は壮大さはなく、どっちかというと雰囲気はキャッチーでやわらかい感じ。
1stもそうだったが、その「優しい質感」がこのバンドの持ち味なのだろう。
きらきらとしたキーボードと女性コーラスが絡むと、ファンタジックな美しさが現れ出て
雰囲気はとても良いので、個人的にはそうした部分を伸ばして欲しい。
曲に新鮮味はないが、心地よい音で聴かせるバンドなのだと思う。
メロディアス度・・8 シンフォニック度・・7 やわらか度・・9 総合・・7.5
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Ebony Ark「When the City Is Quiet」
スペインのシンフォニックメタルバンド、エボニー・アークの2nd。2008作
1st「DECODER」はNIGHTWISH+THERIONというような質感で、荘厳に聴かせる傑作だったが、
本作ではミステリアスな雰囲気はやや薄れ、より普遍的なシンフォニックメタルとなっている。
ベアトリス嬢の歌唱はときにシャウトを効かせつつ、ときにゴシックメタル的にしっとりと歌い上げ、
壮麗さとメランコリックな叙情を作り上げるシンセワークとともにこのバンドの魅力となっている。
楽曲的に分かりやすくなった分、女性ヴォーカルものとして普通に聴きやすくなっているが、
個性の点ではやや減退したか。モダンなゴシック風メタルとしてはなかなかの好作だとは思う。
シンフォニック度・・8 女性Vo度・・8 楽曲・・7 総合・・8
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FOREVER SLAVE 「ALICE'S INFERNO」
スペインのゴシックメタルバンド、フォーエヴァー・スレイブのアルバム。2005作
この耽美なジャケからして、もうゴシックファンを惹きつけているが、内容のほうもなかなかよろしい。
サウンドは暗すぎず重すぎず、シンフォニックなキーボードがとても美しいし
この手にしてはリズムも速い方なので、ノロいゴシックが苦手な方でも聴けそう。
そして、アンジェリカ嬢のエンジェリックヴォイスがまたたまらないときた。。
しっとりとしたピアノやヴァイオリンなども効果的に、メランコリックな叙情をかもしだしており
全体的に新人にしては雰囲気のつけ方が見事。これはゴシック界では久々に期待の新人だ。
シンフォニック度・・8 ゴシック度・・8 女性Vo度・・8 総合・・8
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Niobeth「The Shining Harmony of Universe」
スペインのシンフォニックメタルバンド、ニオベスのアルバム。2009作
クラシカルなシンセにオペラティックな女性ヴォーカルの歌声、
ときにProgMetal的な変則リズムや展開を覗かせながら、
Nightwishなどに通じる美麗なシンフォニックメタルを構築。
メタリックな激しさよりは優雅なオペラを見ているようなシアトリカルな質感があり、
ややバタバタしている部分もあるが、しっとりとしたピアノを聴かせるパートなど
起伏に富んだ楽曲には、今後の可能性を感じさせる魅力的な部分もある。
22歳というイテア嬢のヴォーカルも含めて、まだまだ伸びしろのありそうなバンドだ。
クラシカル度・・8 シンフォニック度・・7 女性Vo度・・7 総合・・7.5
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Diabulus In Musica「Secrets」
スペインのシンフォニック・ゴシックメタルバンド、ディアブルス・イン・ムジカのアルバム。2010作
シンフォニックなシンセにかつてのNightwishを思わせるオペラティックな女性ヴォーカルの歌声、
壮麗なコーラスやデスヴォイスも絡んだ、重厚かつ耽美なサウンドは、
モダンなヘヴィさにヴァイオリンやチェロなどのクラシカルなテイストも加わって
EPICAを思わせるシンフォゴシックの世界観にTHERIONの荘厳さが合わさった感じか。
女性Voでしっとりと聴かせる曲や、反対にブラックメタルばりの疾走パートなどもあり、
デビュー作としてはこれはなかなか見事な完成度。期待の新鋭です。
シンフォニック度・・8 耽美度・・8 女性Vo度・・8 総合・・8
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NEXX「Another Dawn」
スペインの女性Voメロディアスハードバンド、ネックスの2nd。2006作
伸びやかな女性ヴォーカルの歌声を中心に聴かせる、正統派メロハースタイル。
キャッチーなメロディが耳に心地よく、英語で歌われているのこともあって、
スペインという地域性はほとんど感じない。うるさすぎないシンセアレンジに
ギターのフレーズにもセンスがある。軽すぎず重すぎない音のパランスもよろしい。
DANTE FOXあたりが好きな方にもぜひ聴いて欲しい。
メロディアス度・・8 正統派メロハー度・・8 女性Vo度・・8 総合・・8
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MEDINA AZAHARA「]]」
スペインのベテランメタルバンド、メディナ・アザーラの12th。2000作
デビュー20周年となる節目のアルバムで、内容もその通り力が入っている。
これまでよりもギターが前に出てきて、パワフルさを増したサウンドに、
キャッチーなメロディに乗せるスペイン語の歌唱が響きわたる。
長い活動を続けてきた自信と存在感が音にも表れており、ダイナミックかつ
シンフォニックな雰囲気は、もはやスペイン産うんぬんというレベルを超えている。
クラシカルなシンセワークも素晴らしく、やわらかみのあるメロディラインが実に心地よい。
これぞスパニッシュ・シンフォニックメタルの傑作だ。
メロディアス度・・9 シンフォニック度・・8 スパニッシュ度・・8 総合・・8.5
MAGO DE OZ「GAIA U」
スペインのフォーキーメタルバンド、マゴ・デ・オズの6th。2005作
のっけから、今までにないシリアスかつ壮大なイントロが荘厳に響きわたり「おおっ」と唸る。
美しいヴァイオリンに女性コーラスが絡み、シンフォニックして大仰な雰囲はRHAPSODYのようだ。
楽曲は力強さと疾走感をともない、メタリックなギターリフにスペイン語の歌唱が映える。
バンドの特徴であるフルート、ヴァイオリンの音色も、以前よりもずっとシリアスな雰囲気で
フォーキーな脱力メロはいくぶん抑え気味となったぶん、シンフォニックメタルとしての質感が増した。
疾走曲での高揚感は彼ら史上最高で、スパニッシュでキャッチー、フォーキーでいながら壮大。
CD2枚組みのラストは21分の大曲だ。これは胸を張って「傑作」と言えるアルバムだ。
メロディアス度・・9 シンフォニック度・・8 フォーキー度・・8 総合・・8.5
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SAUROM「Once Romances」
スペインのシンフォニックメタルバンド、サウロムのアルバム。2008作
フォーキーな土着性を取り入れたサウンドと、ファンタジックな世界観で
毎回マニア好みの好作を出してきたこのバンド、SAUROM名義となって2作目となる。
今回はヴァイキングメタル風の勇壮さを増し、のっけから疾走していてびっくり。
いつになくシリアスな雰囲気で、RHAPSODYばりのシンフォニックメタルを展開、
スペイン語の歌唱とともに、濃密かつ壮麗なサウンドを聴かせてくれる。
土着メロディの取り入れ方もクサすぎないくらいになかなか絶妙で、
普通のシンフォメタルとしても充分楽しめる。ドラマティックな力作だ。
シンフォニック度・・8 フォーキー度・・7 ドラマティック度・・8 総合・・8
RUNIC「LIAR FLAGS」
スペインのフォークメタルバンド、ルーニックのアルバム。2006作
情熱のスペインから現れたのは、フィンランドのKORPIKLANIを思わせる愉快な森のメタル野郎ども。
耳障りなダミ声ヴォーカルに、けっこうメタリックでまともなギターリフ、バックにはうっすらとしたシンセ、
そしてそこに絡むフルートやバグパイプが、ミスマッチな感触とともにフォーキーな雰囲気をかもしだす。
曲によってはギターリフのフレーズが普通に格好良く、案外シンフォメタル的な部分もあったりして
そのあたりはコルピよりもしっかりとメタルとして楽しめるのが嬉しい。なかなかの力作だ。
メロディアス度・・8 フォーキー度・・7 案外ちゃんとメタルです度・・8 総合・・8
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SARATOGA 「Agotaras」
スペインのメタルバンド、サラトガの4th。2002作
今作はのっけからJUDAS PRIEST的サウンドが炸裂。
スペイン語によるハイトーンヴォーカルもどこかハルフォード的で、
三連リズムを中心とした実に正統派メタル曲を聴かせる。
歌い回しにただよう哀愁はやはりスパニッシュならではで
ギターワークはオーソドックスなリフがメインながら、
ときにドラマティックなフレーズを奏でる。これぞ王道のスペインメタルだ。
メロディアス度・・7 正統派度・・9 スパニッシュ度・・8 総合・・8
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TIERRA SANTA 「Apocalipsis」
スペインのメロパワバンド、ティエラ・サンタの6th。2004作
ツインギターによる正統派のメロディックメタルを聴かせるこのバンドだが、
本作では、哀愁溢れる叙情に磨きをかけたメロディアスな雰囲気が増している。
シンセ入りのキャッチーな質感は、これまでのバワフル路線からすると
軟弱になったという見方もあるだろうが、ツインギターの魅力は残っているし
スパニッシュらしい叙情もしっかりあるので個人的にはこれで問題はない。
むしろMEDINA AZAHARAなどのように、プログレハード的な聴き方も
できるようになったことで、より広くアピールする内容だろう。
メロディアス度・・8 メロパワ度・・7 スパニッシュ度・・8 総合・・8
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LUJURIA「EL PODER DRL DESEO」
スペインのメロディックメタルバンド、ルジュリアの5th。2003作
知名度は低いが案外キャリアは長いらしいこのバンド。
のっけからトルコ行進曲のメロディに乗せてドカドカと始まります。
ややかすれた声質のヴォーカルによる、スパニッシュの歌唱がとても暑苦しく(笑)、
いえ、よい感じで疾走曲に似合います。また、ギターはメロウな叙情を聴かせてくれ、
バックには適度にキーボードも使用していて、音にはしっかり厚みもあります。
メタル的な熱さと、スペイン風味の叙情が合わさった好作といってよいでしょう。
メロディアス度・・8 疾走度・・8 スパニッシュ度・・9 総合・・8
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QUELONIO「Vicio y Virtud」
スペインのメロディックメタルバンド、クエロニオの2009年作
女性Voを含む5人組でパワフルに聴かせる正統派のメロパワをやっている。
紅一点、テレサ嬢の歌声は、かつてのDARK MOORのエリサのような中性的な雰囲気で
スペイン語による濃厚な味わいとともに、IRON MAIDEN的な古き良きメタルの質感がある。
音質も良好でB級臭さはあまりない。TIERRA SANTAの女性ヴォーカル版というイメージか。
メロディアス度・・7 正統派度・・8 スパニッシュ度・・8 総合・・7.5
STRAMONIO「MOTHER INVENTION」
スペインのプログレメタルバンド、ストラモニオの2nd。2002作
楽曲はじっくり聴き込むほどにこのバンドの素晴らしさが分かってくるという奥深いもので、
一聴してメタルファンには軽い音に聴こえるかもしれないが、そのセンスある展開力や
ここぞという時のメロディの活かし方などは相変わらず見事と言っていい。このバンドの場合、
単なるプログレメタルというよりは、色々なジャンルの音を取り込んでいてときおり現れる耳に付くメロディや、
ジャズタッチのピアノやサックスなど、様々な展開が楽しめる。とっつきは悪いかもしれないが
何度か聴くにつれ面白さが分かってくるはずだ。演奏力も抜群。甘いVoの声質もマッチしている。
メロディアス度・・8 プログレ度・・8 楽曲センス・・9 総合・・8
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ABYSS「SIN ANGELS」
スペインのメロディックメタルバンド、アビスの2nd。2004作
ツインギターにキーボード入りの6人組。Voの歌唱はスペイン語で、
哀愁を撒き散らしつつメロディアスに展開する楽曲はプログレメタル的。
きらきらとしたKEYのシンフォニックな音色によるの厚みがサウンドに説得力をもたらしていて、
確かな歌唱力と演奏力とともに、この手のマイナー系バンドにありがちな弱々しさはない。
ギターのメロウなフレージングもいいし、もう一皮むければ素晴らしいバンドになりそう。
VAHLADIANとともにスパニッシュ・シンフォニック・プログレメタルを牽引していって欲しい。
メロディアス度・・8 プログレ度・・7 楽曲・・8 総合・・8
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VAHLADIAN
スペインのシンフォニックメタルバンド、ヴァラディアンのアルバム。
ツインギターにキーボード入りで、メロディアス&シンフォニックに疾走。
メロディはなかなかキャッチーで、スペイン語の歌唱がクサメロを助長しつつ、
せわしなく展開する楽曲にはプログレ的な側面もある。
Voのヘナチョコ加減がいかにもマイナー臭いが演奏の方はしっかりしていて、
メロディセンスのあるギターフレーズや、きらきらとしたキーボードの美しさには、
シンフォメタル好きリスナーはうっとりだ。曲の質が上がればかなりのアルバムを作りそう。
シンフォニック度・・8 プログレ度・・7 スパニッシュ度・・8 総合・・8
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AVALANCH「ETERNAL FLAME」
スペインのメロディックメタルバンド、アヴァランチの1st。
英語ver、スペイン語verの2枚組。基本はやや様式色のある疾走型メロディックメタルで、
楽曲、演奏ともに、この手のマイナー系にしては完成度は高い部類だと思う。
聴き比べてみると、やはりスペイン語の方が歌唱に哀愁が感じられていい。
とくにバラードでの美しさは聴き所。効果的なピアノ、キーボードも美しい。
2nd、3rdと少しずつ方向性が変わってゆき、4thではヴォーカルとドラムが脱退。
疾走クサメタルとしてはこの1stが一番の出来だった。現在VoとDrはWARCRYで活動中。
メロディアス度・・8 疾走度・・8 スペイン度・・8 総合・・7.5
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WARCRY 「Alea Jacta Est」
スペインのメロディックメタルバンド、ウォークライの3rd。2004作
基本は前作同様、シンフォニックに疾走するスタイルながら、
今作ではそのメロディに哀愁の色が強くなり、より好みの音になった。
楽曲の展開も疾走一辺倒でなく、ときにしっとりとした叙情性を織り込み、
多彩なシンセワークとツインギターでドラマティックに聴かせてくれる。
ANGRAあたりに通じるようなテクニカルなパートもあり、きらびやかさも健在だ。
疾走メロスピとしては前作だろうが、完成度の点では本作が最高作か。
シンフォニック度・・8 疾走度・・7 スパニッシュ度・・8 総合・・8
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Furia Animal 「Azotando El Destino」
スペインのメロディックメタルバンド、フリア・アニマルの2nd。2002作
クサメロ系スパニッシュメタルとして名高いこのバンド、よく分からないジャケのセンスはともかく、
きらきらのシンセ入りで疾走するメロスピサウンドはクサメタマニアは大歓喜だろう。
スペイン語による歌唱とともに、シンフォニックに盛り上がるサビメロや
ギターによるクサ哀愁フレーズはまさに悶絶もの。初期のWARCRYなどが好きな方もぜひ。
イーグルスの名曲“Hotel California”のメロスピ疾走カヴァーも収録。笑
クサメロ度・・9 疾走度・・8 スパニッシュ度・・8 総合・・7.5
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Opera Magna「POE」
スペインのシンフォニックメタルバンド、オペラ・マグナの2nd。2010作
デビュー作もクサメロたっぷりで疾走する、WARCRYばりの好作であったようだが、
本作はタイトルのように、エドガー・アラン・ポーの生涯をテーマにしたコンセプト作とのこと。
きらびやかなシンセとネオクラシカル風味のギターを乗せて疾走するサウンドは、
スペイン語の歌唱とともに、哀愁を感じさせるクサメロがなかなかたまらない。
アレンジや演奏の面ではまだまだ世界レベルとは言えないが、逆にこのパワフルすぎない音が
マニア好みなのかもしれない。スパニッシュメタルの新鋭として今後が楽しみなバンドだ。
クラシカル度・・7 疾走度・・8 スペイン度・・8 総合・・7.5
Lorien「Secrets of the Elder」
スペインのメロディックメタルバンド、ローリエンのアルバム。2002作
キーボードを含む5人組みで、ファンタジックなシンフォニックメタルをやっている。
ヘナチョコハイトーンのヴォーカルは英語なのでスパニッシュ臭さはさほどでもないが、
どことなくローカルさを漂わせたクサメロが田舎っぽくて、なかなかよろしい感じです。
楽曲うんぬんというよりは、とにかく歌メロのクサさはSKYLARKかINSANIAかというほどなので、
B級でもOKなクサメタラーには悶絶ものだろう。「指輪物語」がコンセプトらしいFantasyクサメタル。
クサメロ度・・9 疾走度・・7 スパニッシュ度・・7 総合・・7.5
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ANKHARA 「Sombras del Pasado」
スペインのメタルバンド、アンクハラの3rd。2003作
ツインギターにキーボード入りの6人組で、シンフォニックな音の厚みと
スペイン語のヴォーカルによる土臭さが合わさったサウンド。テクニカルなプレイを聴かせるギターを筆頭に
演奏力も高く、疾走に頼らない展開力はむしろProgMetalに片足突っ込んだ感覚か。
もちろんクサメロの疾走曲もあり、きらびやかなシンセワークにクセのある歌声とともに
濃密なサウンドを形成している。10分の大曲を含む65分はちょっと長い気もするが、
このB級っぽいジャケからは想像がつかないくらいの質の高さだ。
クサメロ度・・8 疾走度・・7 スパニッシュ度・・8 総合・・8
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*ワールドカップ出場国特集
*スパニッシュ(スペイン語)メタル特集
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