「紅葉する老年」と云う言葉が好きです。初めての老年期、戸惑うことばかり。友人や孫の名前がとっさに出てこない!探し物で、隣の部屋に入ったら、目的を失念!戻ったら思い出す・・・等。悩ましい年頃。永井荷風の「断腸亭日乗」は老年教本で愛読。これは荷風が80歳で孤独死するまでの日々の日記ですから・・・・。老生も既に74歳!あと6年で荷風に追いついてしまう・・・・。どうしよう!心の準備は怠れぬ!怒涛の如くの、超高齢化社会の流れにのまれ、自己を見失ってしまいそうです。一方、そんな些末事よりも、愛妻から、何故お迎えが来ないのであろうか!という事に心の重心が向かうこの頃。とは言いつつ、老年のあるべき姿を追求して、毎日の奮闘努力は怠れない。彼岸からこなたへと、気分が忙しく移動する。それなりの疲労感を伴います・・・。これはその日々を綴るものです。

題して「カフェブロッサム繁昌記」2017年4月の巻きです。


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 2017年4月28日(金)晴
朝より晴。久しぶりに布団を干す。薫風かおる5月の陽気だ!昼、英語クラブの同窓会に参加する。久しぶりにハワイのオアフ島に住んでいるY君も来。歓談暫し。
 2017年4月27日(木)曇後晴
今日は休日。先週のお休みの日に、埼玉県の伊奈までの往復が大変スムースに出来たので、今度は、渡良瀬川から利根川に入り、江戸川を下って、三郷まで出向き、かねて、お客さんより教えて戴いた、美味しいウナギの店に出掛けてみようと思い立ち、早朝より、渡良瀬川堤を遊水地方面に向かう。そこで思いのほか強い向かい風にあい、見込みの半分ほどのスピードしか出ない!三時間ほどかけてようやく遊水地に辿り着くと、大分疲労感があり、心配になったが、それでも、せっかく計画を立てたのだから、「予定通り前進すべし!」と自分に号令をかけ、利根川より江戸川に入るが、相変わらず向かい風は続く!関宿城の休憩所で、地図を広げて確認すると、まだ先が30キロ以上あり、向かい風が続く。時刻は11時をチョット回ったところだが、こちらは、朝食が早かったから、お腹もすいてきて、第一、エネルギーが尽きてしまった!作戦変更である・・・・。幸手で美味しい鰻屋さんを検索し、ナビでようようの事で、鰻屋さんに辿り着き、まず、鯉の洗いを頼んで、冷酒で「人生に乾杯」。運動の後のお酒は殊の外に美味しい・・・。洗いを食べ終わるころには、大分酔いが回ってきた。しばらして鰻重が来た!久しぶりの栄養補給。終わって時計を見ると1時半。立ち上がってみると、まだ酔いが残っている、店に頼んで、しばらく横になり、昼寝をさせて貰う。ここから、帰路にむかうが、利根川にでると、今度は西風が吹いている。しかも、冷たい風が吹きわたり、冬に戻ってしまった様だ。そうして、目を遠方に向けると、左寄りに浅間、中央に榛名、右に赤城の山塊と足尾連山、男体山と、なんとも素晴らしいパノラマが展開する。自転車はこいでもこいでも前に進まない。愛妻が健在であれば、こういう時は、「ヨーコさん!こう言う訳だから一つ頼むよ!」と電話を一本入れれば「まったく!しょうがないね!今、迎えに行くからそこで待ってなさい!」ということで、問題は忽ちの内に解決するのであるが、きょうびはそうはいかない・・・。奮闘努力の末、ようやくにして足利に辿り着いた次第。人生、何事も思う通りには行かないものなり・・・。
 2017年4月26日(水)曇
ロードバイクで出勤。暫く草刈りする。薪も拵える。今日も、雉君が姿を見せる。一段落して茨城方面より人来。ステーキを供する。3時の外気温は19度。暮春の夕べ、ヒラメを下し、アルベールソースにて飯。
 2017年4月25日(火)晴、乾
今日も昨日同様爽やかなお天気になった。9時頃、STRAVAのスイッチを入れて、自転車で出発。店までのライドは20.1キロで所要時間は1時間と20分、カロリーは370と出た。便利なアプリ!準備をしていると来店有。ステーキを供する。コーヒーの後で暫し歓談。昭和15年生の婦人は、乗馬の難病を克服したと謂う。驚くべし!
 2017年4月24日(月)晴、乾
晴。9時より自転車で出発。名草川に出会い、堤を遡り、峠を越える。クロスバイクより快適である。周囲から鶯の声が頻りに響き渡る。店の到着後、早速草刈りを始める。昼に至り営業の準備をするが、残念ながら来客無。作戦を変えて、気になったところの草取りをする。この頃は、外の作業には快適な陽気となった。雉の鳴き声が聞こえていると思って、横を向いたらすぐ傍に立派なトサカをもった雉が首をせわしく動かしながら、こちらを向いている。草取り作業の手袋を脱いで、ポケットからiphoneを出して、記念写真を撮ろうと思ったら、向こうの藪の方へ行ってしまった。長閑な一時也。
 2017年4月23日(日)晴、乾
今朝は、ロードバイクで名草川を遡って、飛駒に向かう。昼前より各方面より人来。好天、新緑で愛犬家も来。帰路、サイクリングショップでクッション付きのパンツを得る。
 2017年4月22日(土)晴後曇
朝よりロードバイクで出発。まだ原理原則は不明だが、ロードバイクは早い。店まで1時間15分で到着。庭先に雉が散歩をしている。あたり一面新緑に包まれている。昼前より人来。緑陰に憩う人達も有り。昭和2年生の紳士も来。ウヰスキーを所望されたので、棚の奥より探してきた、スコッチを供する。21年モノである。しかし、これは1976年に香港で買ったウヰスキーだから今より61年前に生産されたものだ。封を開けて栓を抜くと、えもいわれぬ甘い香りが漂る。ロックにして供する。
 2017年4月21日(金)曇
今日は溜まった雑用を午前中済ませて、午後、宇都宮に出掛け、知り合いと会食。他、特に記す事無。
 2017年4月20日(木)晴
朝より穏やかな日和で自転車に乗り、例の如く、利根川に向かう。堤より富士山望。赤岩の「渡し」に乗り、埼玉に入る。船上、西北の彼方に越後の白い山々が見え、感激頻り也。「緑のヘルシーロード」起点を10時半出発、伊奈のVIENTOに丁度12時に到着。足利より50キロ走った事になる。上出来だ・・・・。まず、白ワインで喉を潤し、おつまみも頼む。STRAVAで経路を確認しながら、マスターと鰻の話をする。浦和の小島屋、吉川市の糀家を教えてもらう。吉川市は利根川より江戸川を下り近づける。次回はここら辺を予定に入れようと思う。今後のお出かけプランを練りながら、おつまみも空になったので、生ハムのガレットを飯。庭に出て暫し散策。2時を過ぎたので、コーヒーを戴いて帰路につく。背中に風を受けて走るから楽であるが、暫くすると尻の痛さがたまらない!立ちこぎをやれるほどに筋肉を鍛えてないから、痛みはやはり辛い。各所で休憩を入れながらようやくにして帰宅が出来た。思うに、平野部の片道100キロはへいちゃらであるが、尻の痛みは何としても解消しなければならない・・・。帰宅後、友人来。東武駅付近にある「肉汁うどん」で有名な小島屋が今月で閉店すると言う。それでは食べ収めに行こうと、連れ立って訪。帳場を守る91歳のおばさんに話を聞くに「娘がヘルニアになって、もう仕事は無理なのよぉ」「お客さんが沢山来てくれるし、勿体ないけどどうしようもないんでねぇ」と弁ずる。身につまされる事情。店内には今月29日をもって閉店の張り紙があり、遅くなっても客が次々を入った来る。体を鍛えることを頻りに思うこの頃である。
 2017年4月19日(水)晴
朝より暖。店に向かう途中、トンネルを過ぎて間もなくの頃より、風雲怪しく立ち上りて、雨粒がパラパラと落ちて来る。こうなると、運を天に任せるほかに仕方がない。店にはお客様が到着していて、老輩が店を開けるのを待っているのだ。全力疾走で飛駒街道を突き進むのだ。人、三々五々来。お客様に「店の環境に癒されます!」と謂う有り難いお言葉を戴きうれしい限り也。
 2017年4月18日(火)晴、暖
朝より暖。今日はTシャツに薄い革の上着を羽織り、自転車で出勤。須花坂を登る頃には暑いくらいで、Tシャツ一枚になって、汗をかきながらウンウン自転車を漕ぐ。店では今日も薪割をする・・・。他、特に記す事無。
 2017年4月17日(月)晴後雨
朝より晴。今日も自転車で店に出勤、途中の須花坂を登ると鶯の鳴き声あちらこちらから聞こえる。山は益々膨れて来る。今日の作業は昨年伐採した木々の整理と薪割だ。午後に至り雨が降る気配を感じて、急ぎ里に下りる。晩餐は粗食飯。
 2017年4月16日(日)晴
朝より風無く快晴。ローストビーフを焼き始めて間もなくして、店を手伝ってくれることになったA君来。美容学校に通い始めた、イケメンボーイである。AI時代にも通用する職業に就くべく勉強しているのだと謂う。11時を回ると人来。続けて3時まで絶えず・・・・。庭の木々は若草色に輝く光に満ちている。人達はその木陰で憩うのである。桃源郷もかくの如くと思う一瞬もある。各方面より人来。「空気が美味しい!」と謂う言葉が頻りに聞こえる。
 2017年4月15日(土)晴後小雨後晴
朝より晴。自転車で出勤。昼に至り各方面より三々五々人来。ヨーコさんの献花有、有り難き哉。午後、雲がわき出でて、小雨が生じる。店が終了して自転車で帰路につく。空に雲があり飛駒は無風状態。製材所の煙突から煙が真っ直ぐ上にのぼっている。ハイギヤにしてペダルをゆっくり踏んでいると、自転車が面白いように進んで行く。晩餐はタラの芽を得たので、天婦羅にして飯。
 2017年4月14日(金)晴、快晴
身支度を整え、9時、自転車で利根川に向かう。10時、堤にある、中里公園に着。例によって、「赤岩の渡し」で埼玉県に入る。水ぬるむ季節、この水辺の風情は何物にも代えがたいと思う事頻りである。「緑のヘルシーロード」の起点を10時50分に出発。風はアゲンスト、しかし、先日よりは弱い。12時10分、「水と緑のふれあいロード」の中島用水路起点に到着。これを辿り白岡に向かい、13時、魚庄別館に至る。鯉の洗い、鰻重にて腹を満たし、更に伊奈へ進み「ヴィエント」訪。庭先に光輝く、紺色のカルマンギアが置いてある。マスターが1963年のモノだと言う。店に入り上等なコーヒーを戴き、寛いだ一時を得る。15時、帰路につき、18時、帰宅。晩餐に粗食飯。
 2017年4月13日(木)晴
朝、布団を干す。雲の無い快晴。自転車で利根川にある「赤岩の渡し」へ出掛け、埼玉県に入り、福川の堤を本庄方面に向かう。堤の両傍は菜の花が咲き乱れ、甘い香が漂う。途中までは舗装されたサイクルロードであるが、熊谷を過ぎた頃から、砂利道に変じ難儀をする。家を出て4時間後ようやく、上里の映画館に到着。「ジャッキー」を観る。帰路は作戦を変更。利根川の自転車道路に出会い、真っ直ぐ刀水橋経由で帰宅。所要時間は、映画館を出て2時間であった。晩餐はブフブルギョンをシャンベルタンで飯。
 2017年4月12日(水)晴、風有
朝より晴。北西より風が吹いている自転車で出勤。アゲンストの風で店に到着まで2時間と10分を要する。昼に至り人来。テラスにてステーキを供する。前の畑にオスの雉が悠々と歩いている。庭の楓の新芽があらわれてくる。終日強い風が吹いているが店の前は穏やか也。帰路は追い風、下り道で快適このうえない。明日はお天気が良ければ、利根川方面に出掛けてみようと思う。
 2017年4月11日(火)終日雨
天気予報では雨が強く降ると言うので、今日は臨時休業にする。寒さが戻って冬の様だ。炬燵を引き出してきて、午前中より足を入れて読書。昼、ブフブルギョンを温め、シャンベルタンで飯。平凡だが飲みやすい。午後、再び、炬燵に足を入れ読書、午睡。かくの如くして、終日休養に努める。
 2017年4月10日(月)晴、暖後寒
朝より薄曇り。自転車で出勤。冬の間の風で地面に落ちた、木の枝を集める。これからの草刈りシーズンに地面の上にある邪魔なものを取り除き、作業をスムースにするためである。昼前にお客様来。午後、駐車場の草刈りをする。明日は愛妻の月命日なので、庭の菜の花をそなえる。
 2017年4月9日(日)小雨後曇
今日は、十数台のランボルギーニ来。野原には駐車できないというので、近澤林道沿いに並んで駐車する。カフェブロッサムの桜を愉しんでいく。午後、昭和6年生の紳士来。老輩より12歳上のひつじ年だ。互いに幼年時代に遭遇した、食糧難時代の事を話題にして一時盛り上がる也。
 2017年4月8日(土)小雨後曇
自転車で出勤。道中に眺める山々はヨモギ色に染まっている。昼に至り、太平山の桜を覗いてきたと謂うハスキーを二頭連れた人達来。やんごとなき猫君も一緒だ。毛がふさふさとして、ノルエー産の猫だと謂う。室内で暖炉の火を見ながら、寛いだ一時を過ごして行く也。カフェブロッサムの桜もようやく咲いて来た!
 2017年4月7日(金)曇後晴
午前中より所要の為宇都宮方面に出掛ける。高速道路よりまわりを眺めると、畑が概ね耕され土は茶色、それを囲む畦は緑、所々、畑は麦が植えてあるから、青々としている。桜も満開。全ての風景、箱庭の如しだ!帰宅後、空が晴れてお天気が抜群に良くなってきたので、自転車でイオンに買い物に出掛ける。畑の中を走っていると、ここでも桜が散見出来、金山も鶯色に染まっている。この頃は、周囲のどこを見ても、風景が今までもない程美しく見える。
 2017年4月6日(木)晴、暖
朝より暖。お天気も良いので、先日お客様に教えてもらった、「緑のヘルシーロード」を覗いてみようと思い立ち、利根川に自転車で向かう。道中の田圃では麦が青々と伸びている。赤岩に到着。利根川の堤は菜の花が満開で、どちらを見ても、堤は黄色に染まっている。渡し場で船に乗り対岸へ渡り、用水路の処から行ける所まで進んでみようと思い、一生懸命にペダルをこぐが、アゲンストの風が強くなり、15キロほど進んだところで、引き返す。帰路は追い風であるから非常に楽で、ぐんぐん進む。帰宅後、晩餐に「ほうぼう」をさばいてお刺身にして飯。
 2017年4月5日(水)晴後薄曇
朝より風無く暖。店に到着後、開店の準備をして置いたが、昼に至るも来する人無。作戦を変えて、今年初めての草刈りをする。いよいよ草刈りシーズン到来だ。半年手を入れずに置いた、刈り払い機を引っ張り出してきて、燃料を入れ、紐を引っ張ってみたら一回でエンジンが始動した。驚くべし!まだ、野原も駐車場もそれ程、草は伸びてはいないが、先手先手で攻めた方が後で楽なのである。今日も雉が頻りに啼く。シジュウカラも鳴いている。帰宅後、鯛の切り身を求めて、イオン訪。晩餐は鯛の潮汁を拵えて飯。
 2017年4月4日(火)晴、暖
朝より晴れ。風無く暖。店ではシジュウカラが鳴いている。昼前よりハーレーダビッドソンに乗って二人来。上天気なので外で食事を愉しんでいく。老輩は暫くの間、苔の手入れをする。
 2017年4月3日(月)晴後曇
この頃、春めいて来たので、体も柔らかくなったのであろう、自分でも驚いているが、自転車の通勤時間が1時間10分となった!冬の間は早くて1時間半、遅いと2時間を要した。これは多分に北西、北風の抵抗がある故かもしれないが、快調にペダルを踏むことが出来た。備忘の為にここに記す。帰宅後イオンに「チア☆ダン」を観に出掛ける。サクセスストリーだから、安心して愉しめる。しかも、色々教えてもらう事もある。「頂点に到達した者にしか、見ることが出来ない風景を勝者は見ることが出来る」というセリフは印象的であった。晩餐は鯛の切り身をカルパッチョにしてシャルドネで飯。
 2017年4月2日(日)晴
朝より晴。自転車で出勤。峠に差し掛かると、鶯や名前の不明な鳥の美しい鳴き声が響き渡る。将に春たけなわの今日この頃。昼を過ぎてまもなく、東京より、「緑のヘルシーロード」を辿り自転車4台来。ゆっくりカフェブロッサムの食事を愉しんでいく。其の内の一台は更に前日光に向かう。3台は、足利方面に向かい、駅で自転車をたたんで、バッグに入れ、電車で東京に帰ると言う。「その手があったか!」と思い至る事暫し。今後のヒントにすべし!
 2017年4月1日(土)小雨
先日、斧の柄が折れてしまい、最寄りの店で見てみると、生憎2キロの斧が無いので、3キロの斧を買ってしまった!流石に重い・・・・。空振りでもすると、体が三回転程も回ってしまう・・・・。まるで野生馬に乗っているような気分になる。薪を五六本割ると体が暖かくなる。今日は盛んに雉も鳴いている。暮春の長閑な一時、頻りに薪割をする也。

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